ノーベル財団が賞金を捻出するための運用目標

投稿日:

3687 Gold

 

先日ノーベル賞受賞者が
発表されたのですが今年は広島県
出身者の受賞者が初めて出ました。

ノーベル化学賞で受賞されたのは
広島県安芸郡府中町出身で東京理科大学
名誉教授の硤合憲三さん。

広島初ってことで地方紙や
ローカル番組でも大きく
取り上げられましたよ。

 

そんなノーベル賞はできてから
今年が125年目に当たるようでして、
その記念で賞金も上がりました。

ノーベル財団は9月18日、
1つの賞あたりの賞金を昨年の
1,100万スウェーデン・クローナから
1,200万クローナに増やすと発表。
(日本円にしておよそ1億9千万円)

 

ところで、この賞金は
どこから出ているのかというと
寄付でも国の予算でもありません。

アルフレッド・ノーベルが遺した財産を
財団が運用し、その運用益から。

 

ノーベルは1895年に書いた遺言の中で
財産の使い道をこう指定しました。

「資本は遺言執行者によって安全な
有価証券に投資され、基金とし、
その利子を毎年、賞として分配する」

安全に運用して、その利子で
賞を出し続けなさいということで
とても堅実でまっとうな遺言です。

 

財団はこの言葉を守り、
最初の数十年は国債などを中心に、
慎重に運用しました。

元本は減りませんでしたが、
賞金の価値は減っていきました。

2度の世界大戦をはさんで物価が
上がり続けたからです。

 

1945年当時、賞金で買えたものは
最初の1901年に比べて7割以上も
減っていたと言われています。

額面は守れても、その額で
買えるものが守れなかったのです。

 

そのため、財団はここから
立て直しにかかります。

1946年に税金免除を受け、
1950年代には株式や不動産にも
投資できるようにしました。

その結果、資産は設立時の
3,100万クローナから、今では
60億クローナを超えるまで…。

 

それでも、運用はいつも
順調だったわけではありません。

2012年には運用益が10年に渡り
予想を下回ったため、賞金を
1,000万クローナから800万クローナに
2割減らしています。

そこから2017年に900万、
2020年に1,000万、2023年に1,100万と戻し
今年の1,200万です。

 

財団の理事長は今回の増額について
賞金の経済的な価値を長く保つため
というように説明しています。

毎年同じように見える
ノーベル賞の賞金ですが、実は
125年分の運用成績でもあるのです。

 

安全に運用することの定義

 
ノーベルが遺言に書いた安全は、
額面が減らないことでした。

でも賞金を受け取る人にとって
大事なのはその額で何が買えるか。

立場によって安全といっても
向き合い方が異なるのです。

 

今回のケースでいくと
遺言にあった安全というのは
元本が保証される安全。

たとえば100万円を預けたら
100万円のまま戻ってくる、
つまり預金や国債などです。

 

そして、もうひとつの
安全というのはもらった側で
買えるものが減らない安全。

100万円で買えていたものが
何年たっても同じように買える、
額面の安全とは別の話です。

ノーベル財団は、最初の半世紀で
1つ目の安全を守ることはできたものの
2つ目の安全は失ってしまったのです。

 

ひとつの資産商品で全てを
まかなうことは困難ではあります。

ただ、買えるものが無かった
ということは、国債や現金など
とにかく元本割れ対策の商品しか
持ってなかったということ。

 

もし、株であったり
金(ゴールド)も持っていたら
そうしたことにならなかった
可能性もあったのです。

その中でも金というのは
インフレに強い商品です。

コモディティに該当する金は
現物が動く商品であるため
産出するコストなどインフレに
比例しやすい商品であるため。

 

金の値段は毎日相場に従い
上がったり下がったりします。

つまり元本割れが起こる
リスクは否めません。

20年近く低迷した時期もあり
買った値段を下回る可能性がある
というのは前提の話です。

 

その代わり、金は誰かが
発行したお金ではないので、
紙幣のように刷ることはできません。

物価が上がる局面において
金の値段も長い目で見れば、
ついていきやすい性質なのです。

 

店頭のお客様からは
金って安全ですか?と
聞かれることがあります。

正直に言うと、この問いは
半分しか意味をなしません。

何に対しての安全かで、
答えが変わるからです。

 

ちなみにノーベル財団の件で
面白かったのは最後にたどり
着いた答えの運用でした。

財団は株式、債券、不動産など
色んな資産を組み合わせて、
インフレ分を引き、年3%以上増やす
という物差しでした。

 

ちなみにもし自分が保有する
資産がどうなってるか分からないなら
紙を2つに折って以下で書き分けてください。

左は「元本割れしない資産」
(預金、国債、貯蓄型の保険など)。

右は「相場により価値が変わる資産」
(金などの実物資産、株式など)。

 

どちらかの列が空っぽだったり、
極端に偏っていたりしたら、
それがいまの資産の弱点です。

どちらの列にどれだけ置けるかは
年齢やお金を使う予定で人それぞれ。

金(ゴールド)は長期運用向きで
元本割れのリスクはあるものの
だいたい10%~20%が推奨ライン。

 

ご自身の保有資産により
10%なのか20%なのかを
決めればいいのです。

まずはどんな資産があるか
チェックすることを
オススメいたします。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(10/9)の貴金属価格(9:30価格)】
 ゴールド:23,311円/g(-27)
 プラチナ:9,438円/g(-111)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格
 ※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)

 

無料見積もり

ナカオカのLINE@登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

 

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓

 

【株式会社ナカオカ】

住所:広島市中区堀川町5-10(金座街)
TEL:082-246-7788
営業時間:10時~19時(水曜定休日)
HP:https://nakaoka-inc.com/

-つぶやき

Top

Copyright© 守りの資産の金地金(ゴールド)で次世代に向けた資産形成をお手伝い , 2026 All Rights Reserved.