非課税である仏具も場合によっては課税対象となる

708 Gold

8月6日っていいますと
広島県民としては幼いころから
意識を持っている原爆記念日

毎年この日は起きて
準備を済ませ8時15分に黙とうを
行うことから始まります

現在はありがたいことに
日本では戦争事がありません

普通に生活できることが
ありがたい限りです

そんな原爆記念日は毎年
商店街活動の一環でとうろうの
売り子のボランティアとして
平和公園周辺でお手伝いしてます

この原爆記念日に行われる
とうろう流しの始まりは
世界初の原子爆弾が広島に
落とされて2年後の昭和22年

原子爆弾によって家族や友人を
失った遺族や市民が供養のために
手作りのとうろうを川に流したこと
から始まったと言われてます

流すとうろうには亡くなった方の
お名前や流す本人の名前を書くのが
通常でしたが、最近は名前でなく
平和への願いや思いも書かれる
光景が目立つようにもなりました

そのため、今では供養だけでなく
平和活動の一環としてでも深い
意味を持つイベントになりました

ちなみにとうろう流しで使われる
種火はただの火ではありません

平和公園の慰霊碑に
灯されている火でもありません

福岡県八女市星野村に
保存されている「原爆の残り火」を
採火した火なのです

まさに実際に起きた原爆の
残り火がとうろう流しに
使われているのです

毎年このとうろう流しに
参加される人は増えてますが
外国人の方の参加も目立ってます

世界平和は国隔たりのない
共通な想いなんだと
改めて認識した行事でした

そんなとうろう流しでは
紙と木で作らたとうろうですが
家の仏壇に置くモノってなると
金色の素材が使われてます

これ、金メッキのもあれば
金製品のモノもあるのですが
なぜ金色なのかご存知ですか？

黄金は極楽浄土の表し

とうろうなどの仏具は
仏壇を始め、仏像や御鈴も
金色のモノがほとんどです

なぜ金色のモノが多いのか
っていうと…金すなわち黄金は
仏教において極楽浄土を
現す色であるためなのです

そんな極楽浄土というのは
名前の通り苦しみが存在せず
ただ楽しみだけが存在する世界で
過去を整理するためにあると
言われております

国によっては金というのは
権力や力の誇示を象徴する
ところもありますが日本では
宗教柄そんな意味なのです

仏具といっても種類は
たくさんあります

が、一般的に金色の仏具としては
以下のモノがあります

これらの仏具はメッキ品が
ほとんどである一方で
資産用として金（純金or18金）で
作られているモノもあります

これまでに何度か

仏具は相続税対象外の

非課税商品である

と伝えたことがあるけど
実は場合によっては非課税に
ならないケースもあります

それは
明らかに仏具目的でない･･･
大量に持ち過ぎる･･･
など税務署の判断によって
仏具と見られない場合です

信仰目的や供養で購入した

･･･なんて伝えれば
だいたい相続税の非課税品として
伝わりますが明らかに
節税目的と思われたら
課税対象にみられます

ちなみに金製の仏具は
ほぼ購入時より売却時の方が
安くなることが多いです

それは仏具の場合には
資産用のバーやコインと違い
加工費・人経費が圧倒的に
掛かっているためです

節税にはなりますが
現金価値としてみると
購入時の約2倍は金価格が
上昇しないと元手に届きません

もしも将来的に
現金に換金しておきたい
･･･という資産目的であれば
バーやコインの方が良いのです

節税できるからといって
金の仏具にばかり注ぎ込むと

元金より落ちる

相続税対象の可能性

なこともあるので、
やはりボチボチ持つのが良いのです

節税…という言葉に惑わされず
明確な目的を持って適正な
持ち方を決めておきましょう

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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