3541 Gold
先週のGW明け、昨年に引き続き
お隣の国・韓国のソウルへと
足を運んでまいりました。
今回の目的は、前回も訪れた
ソウルの貴金属市場でもある
鍾路三街の市場調査。
そして、新沙洞と
世界装身具博物館へと
行ってくることでした。
ゴールドジュエリーが並ぶ
鍾路三街は、数え切れないほどの
貴金属店が軒を連ねており、
常に金の取引が行われてます。
そこで実際に貴金属品を購入し、
現在の韓国市場におけるトレンドや
市況を色々と聞いてきました。

さらに今回は、当店の韓国人の
お客様から新沙洞(シンサドン)も
面白いですよ…とアドバイスいただき、
そちらにも足を伸ばしてきました。
新沙洞はいわゆるトレンドの発信で
鍾路三街が伝統と実利の市場なら、
新沙洞は感性とライフスタイルの街。
数店ですがジュエリー店もある
と伺ったので、そちらの調査も
行ってきた次第です。
で、今回のメインでもあった
世界装身具博物館ですけれども
こちらはあいにくの閉館…。
ということで、代わりに
韓国国立中央博物館へ行きました。

ここは朝鮮半島の歴史が
詰まった博物館なのですが、その中に
金がどういうものに使われてきたか?
という歴史を知るところでもあります。
博物館へ行って見ると
外国人観光客より現地の方が多く、
大人よりも子供が多かったです。
ということで、中へ入ると
旧石器時代から朝鮮時代に至るまでの
国宝や歴史遺産が展示。
膨大な情報量があるにも限らず
入館料が無料ということで、
歴史好きならば一度は行っても
いいのではないかと思います。
展示物はほとんどが
銅や鉄でできたものではありましたが
中には煌々と輝く金製品もありました。
ベルトの金具、腕輪、イヤリング、
首飾り、王冠、宝剣、といったように
身に付けるものばかりではありました。

どれほど時代が変わっても、
光り輝く物質に心を動かされるのは、
それが単なる飾りに留まらず、
普遍的な価値を持っているからだと。
過去と現代、そして未来へと繋がる
金製品を一本の線として
捉え直すことができた非常に
濃密な時間となりました。
なぜ重宝されてきたのか?
なぜ、人類はこれほどまでに
ジュエリーを重宝してきたのか?
こうした疑問を湧く方というのは
私を含め一度はあるかと思います。
ジュエリーと聞くと、単なる嗜好品や
ファッションの一部と考えがちですが、
歴史のページを紐解けば、その本質は
全く異なる場所にあります。
というのもかつての人々にとって、
装身具を身に纏うことは、究極の
サバイバルもあったからです。
古代から中世、近代に至るまで、
世界は常に戦争や飢饉、国家の崩壊といった
動乱の中にありました。
昨日まで価値のあった通貨が、
一夜にしてただの紙屑や金属片に変わる。
そんな過酷な歴史の中で、
人々が唯一信じることができたのは、
国家の信用(通貨)ではなく、
物理的な実体を伴う金でした。

しかし、金の延べ棒のままでは、
有事の際に持ち出すことが難しく、
略奪の標的にもなりやすい。
そこで人類が生み出した知恵が
資産をジュエリー(装身具)に形を変え、
体に身に付けて運ぶというスタイルでした。
つまり、ジュエリーとは最も身近な銀行で、
逃げ場のない時のための最強の防衛手段
であったのです。
たとえば、異国の地に
逃れなければならなくなったとき、
あるいは言葉も通じない土地で
食料を調達しなければならないとき。
胸元の黄金の首飾りや、指先で光るリングは、
どこの国の言葉を解さずともその価値が
認められる世界共通の決済手段となります。
嗜好品としての美しさというのは、
あくまでも資産をカモフラージュし、
身を守る副産物に過ぎないのです。

韓国の鍾路三街で、多くの人々が
分厚い金のネックレスやブレスレットを
求める光景を目にするのも、その根底に
こうした生存本能が息づいているためでは
ないでしょうか。
彼らは単に着飾っているのではなく、
自分の主権を特定の国家の信用に
預けすぎることのリスクを、
本能的に理解しているのかと。
資産の主権を、特定の国家や組織に
完全に委ねてはいけない。
時代が変わっても、国境を越えても
変わらない絶対的な共通言語を
手にしているという安心感。
それこそが、人類が数千年にわたり
黄金を身に纏い続けてきた
真の理由ではないでしょうか。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(5/16)の貴金属価格(9:30価格)】
ゴールド:25,837円/g(-126)
プラチナ:11,455円/g(-52)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)
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