金の怪しい投資話でありがちな3つの注意点

1424 Gold

金価格の連日の高騰により、
メディアなどで金に関する
情報が拡がってます。

「高騰してる」「最高値更新」
といった情報開示だけなので
金の詳しい話なんてことまでは
一切触れられてませんが…。

ま、それはそれでさておき
金（ゴールド）という言葉が
拡がるだけでもいいかもしれません。

ただ、そういった情報が
拡がると起こりがちなのが
消費者に対する怪しい投資案件。

「いま流行りの金投資です…」
「これからも高騰するから…」
といった口調で詐欺や勧誘などの
手口による詐欺が増えている模様。

と、そんな状況もあって
先日ご来店されたお客様から
「そういえば、この前家に
こんな勧誘が来たんよ。」
と話を伺いました。

その勧誘話というのが…
長期間の分割で前払いして、
支払い完了後に現物商品を
納品するという内容。

しかも、その分割期間は
10年以上の長期ばかり。

説明があるならまだしも
内容を知らされずに
契約させられそうになり
即消費者センターに相談した
…ということでした。

この手の案件というのは
実は前々からあったもの。

特に金価格が安い2010年頃に
一番多かった勧誘案件で当時は
「受け取りが20年後…」
「中途解約金が高額だった…」
ということで問題になりました。

ニュースや雑誌などで
注目度が一気に上がってしまうと
このような犯罪に発展するような
案件が横行してしまうもの。

悪い人たちは何かしら
感情に訴えてつけこんでくるので
本当に注意が必要です。

金に関する投資注意点

先ほどのケースを含め
金（ゴールド）の投資で
よく詐欺にありがちな
ケースというのは主に3つ。

それは

①物が保証されてない

②価格がデタラメ

③見た目だけの偽物

①は証券や金券など
額面上で保証されていても
実際は現物がないパターン。

冒頭でお伝えした内容と
豊田商事事件がまさに
これに該当する内容。

とにもかくにも紙面上や
額面上だけの確認でなく、
お金を支払ったときに現物を
直接手にすることが重要です。

②は市場価格とは
全くかけ離れた金額で
売買する取引内容。

高く買わされ安く売られる
以上価格は連動しない値段で
取引されるケース。

しかし、金というのは
市場で取引されており、
毎日価格が発表されてます。

その値段と明らかに
乖離しているか調べれば
価格で騙されることってのも
ほぼありえないでしょう。

③は見た目の輝きに
惑わされ本物と勘違いし
二束三文のメッキ品を
持たされるというもの。

いざ売りに出してみると
実は表に薄くコーティングされ
中身は鉄くずだったケース。

これは受け取ったときに
真偽を判断できればいいけど
精工に作られたものだと
限度があります。

だからこそ、長年の実績、
スタッフの信用性、実在店舗など
信頼できる条件が揃った企業と
取引することが大事です。

金（ゴールド）に関する
投資と詐欺案件ってなると、
3つのパターンがほとんど。

メディアに注目されると
それを逆手に使って
悪用する企業もいます。

自分自身を守るためにも
先ほどお伝えした内容を
遵守頂くことによって犯罪に
巻き込まれる可能性も減ります。

自身の資産は自分で
守る必要があります。

一度騙されると、
大事な資産が戻ってこない
ケースもありえますので、
お金を掛けるなら慎重に！

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.

【本日(7/28)の貴金属価格】
　ゴールド：7,354円/g（+124）
　プラチナ：3,621円/g（+86）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

【今週の逸品】
12月の誕生石ブルージルコンをトップにはめたK18ホワイトゴールドの指輪。
マイナスパワーを浄化すると言われ、その色は南国の透きとおった海のような色。

素材：K18WG、天然ブルージルコン（1.41ct）
詳細：https://nakaoka.official.ec/items/31750980