ドルか金（ゴールド）、どっちの運用がいいのか？

1836 Gold

ここ最近の金価格ってのは
上がったり下がったりと
停滞している感じ。

そんな拮抗状態が続く中で
お客様からこんなご質問を
店頭で頂戴いたしました。

その質問というのが
世界の基軸通貨はドルだけど
結局のところ金（ゴールド）と
ドルはどっちがいいの？
…というもの。

質問であったように世界で現在
基軸通貨として扱われてるのは
アメリカが誇る通貨ドル。

ドルがベースで動くってことは
それだけ動く流通量も多いので
ある意味、ドルというのは
世界で最も信頼できる通貨。

だったら金（ゴールド）という
物で持つのではなく通貨である
ドルを持った方がいんじゃないの？
…ってことでの質問でした。

石橋を叩いて渡る考えで
保守的な傾向が多い日本人は
投資行為をする割合も少なく、
外貨へ手を出すという人が
海外よりもかなり低い状況。

平均的な資産状況を海外と
比較しても自国現金を持つ割合が
高い傾向にあって次点で保険。

まさに保守の代表ともいえる
風習にあるためドルを買うって人は
本当に資産や投資に手を出し、
国をあまり信用されてない方。

外貨を持っていたとしても
結局自国で物を買うのに使えず
結局のところその国へ行くか
どちらかというと売買差で
利益を獲得する投機目的。

そんなイメージもあってか
保険等でならいるでしょうが
外貨そのものを保有することで
資産を運用するって方は限られます。

そして、今回の質問者も
兼ねてからは外貨投資をして
いくつかはドルや豪ドルを持ち
資産を構築された方でした。

それぞれの長所は…

そんな方が金に興味を
持たれた理由というのは
国の破綻や通貨価値の暴落。

昔のようなドンパチ戦争から
貿易戦争にある中でそのカギを
握るのは経済でありお金。

信用力としては強いけど
もしそれが無くなったら…

そんなリスクを感じての
相談だったワケです。

ドルはドルで強みがあり
金には金の強みがあります。

基軸通貨という点では
似たところはあれどやはり
このふたつは異なるもの。

ドルの強みは何と言っても
世界で通用する通貨なので
どこの国でも両替できるのが強み。

過去にヨーロッパへ行った際、
時間がなくて現地で円をユーロに
変えようと思ったのですが
空港でしかできず銀行へ行っても
変えてくれなかったことがありました。
（行った銀行が悪かったのかもしれませんが…）

金（ゴールド）の強みは
世界で通用する資産であって
国によっては金そのもので
物の購入ができるところも…

結局のところ、どちらも
世界で通用するのではありますが
それが通貨か物であるかの違い。

ただ、長期的視点で見ると
人間の手で作られたドルよりも
モノである金（ゴールド）に
軍配が上がります。

将来どうなるか見通しが
分からないってなると、
人為的なものよりも作ることが
叶わない資源に分があるため。

各国の中央銀行は外貨資産として
金（ゴールド）も買い貯めてますが
まさに通貨制度のリスクを
懸念してでの行動ということ。

なので長期的視点で見るなら
金（ゴールド）、そうでないなら
ドルを持つというのがオススメ。

更に金の場合にはドルと違って
コロナ禍のような有事のタイミングで
価値がバコーンと上がる可能性も
ありますからね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.

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