法人か個人か？はたまた個人事業主か？！

1548 Gold

ここ最近は経営者様から
（特に個人事業主であったり
家族経営など少人数規模）
ご相談をいただきます。

春先から不定期で行っている私の
オンラインゴールドセミナーに
参加していただいたのが
経営者が多いのもあります…。

今年は金相場が高値圏内なので
そこまで無理して買う必要はない
…というようにお伝えしました。

感染者は多いけどコロナ禍も
日本国内ではだいぶ危機感が薄れ
金相場もピークを過ぎた感が
出てきている状況。

価格もほとぼりが冷めたから
そろそろ手を出してみるか～
なんて方が増えてきました。

そんなこともあって、過去に
私のセミナーを受講した方から
相談を多くいただいてます。

で、そんな一人親方規模な
企業の経営者からよくいただく
ご相談というのがあります。

その相談内容というのが
個人で持つか個人事業主で持つか
…というご相談。

1人で経営する個人事業主の場合
お金の工面というのは
混同するケースも…。

そのため、個人で持つか
個人事業主で持っておくか、
という相談があるワケです。

ちなみに個人と個人事業主で
何が異なるかというと
主には以下の2つがあります。
①必要となる書類
②売却益の処遇

必要書類に関しては
個人事業主名義の場合、
事業主情報が分かるような
書類が追加で必要です。

単純に準備する書類が
増えるだけで済みます。

しかし、売却益の処遇は
個人と個人事業主で全く異なります。

ということで、今回は
どちらの名義で持つのが良いか？
その辺りをお伝えします。

どうなる金の売却益？

現物資産として金を持ち
売却した際に利益が出ると
課税対象となることがあります。

しかし、これは名義により
ケースバイケースです。

個人名義の場合には
50万円超の売却益となると
課税対象となります。

個人事業主や法人の場合、
売却益は事業所得（売上高）扱いで
その年の決算状況次第で
課税具合が決まります。

個人事業主なら所得税
法人であれば法人税という形で
名称は異なれど税金として
納める必要はあります。

そして、法人や個人事業主なら
更に消費税が掛かってきます。
（個人事業主は課税売上1000万円超の場合）

このように税金面で
負担が多くなってしまうので
個人事業主であったり
法人で持つメリットというのは
薄いってことです。

ただし、以下の目的なら
金（ゴールド）を運用するのも
ひとつの手段です。

・現金で持ちたくない
・課税売上が欲しい
・決算調整をしたい
・福利厚生で使いたい（金額によります）

ちなみにナカオカでも
キャッシュに余力があるとき
一部を金（ゴールド）として
運用していました。

利益を求めて運用したわけでは
なかったようですが、
金として持っていた期間が長く
相場が上がったこともあってか
意外な利益になったようです。

長期保有であれば、
売却益に期待できる可能性も
あるってことですね。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.

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