2594 Gold
既に1週間が経過した
時事ニュースなのですが
金相場上昇の一因となった
情報なので忘備録として…。
そのニュースというのは
ハマスというイスラム組織が
イスラエルに対して非人道的な
攻撃を仕掛けたというもの。
そして、その報復として
イスラエルはハマスに反撃。
ハマスはイスラム組織でも
過激派であり、この度もなんの
先刻もなく突然のロケット攻撃。
その後も奇襲攻撃を
イスラエルに仕掛けた結果、
700人以上の死者。
しかも、攻撃を仕掛けた
10月7日はユダヤ教信者が
7割を占めるイスラエルで
ちょうど祝祭日のタイミング。
そこを狙った攻撃でもあり
非人道的攻撃と世界中からは
非難の的となっています。
ではなぜハマスにそこまでの
行動をさせたのかというと
イスラエルによるアラブ諸国の
関係正常化が原因と言われてます。
元々ハマスはイスラエルと
対立していたのもありますが
ハマスがあるパレスチナ地域。
このパレスチナ地域というのは
周辺のアラブ諸国と親密ですが
イスラエルはアメリカにとって
中東最大の同盟国。
そんなイスラエルですが
近年パレスチナの後ろ盾と
関係を強める活動を進めてます。
ハマスが攻撃を仕掛けたのは
そういった後ろ盾を失うかも
…という感情が働いた結果、
今回の惨事となったのでした。
中東地域の関係性は
今に始まったことではなく
もう何千年という歴史が
積みあがってできたもの。
実質イスラム教とユダヤ教の
対立でもあるため今回の衝突で
アラブ系の諸国が関わってくるかで
収束する時期も変わってきそうです。
中東地方の地政学リスク
中東地方というのは
今回の件も含めてですが
宗教争いが多い地域。
この問題に関しては
今に始まったことではなく
もう何百年と続くことなので
もはや仲良くしようぜ!
というのは難しい話。
イスラエルはアラブ諸国と
関係改善を目指してはいますが
全ての国がこのような活動を
するかというと難しいのです。
何千年と継続してきた
宗教の思想なんて簡単に
変えることはできないので
致し方ないことではあります。
そのため、中東地方は
金価格の動向においても
重要な地政学リスクの一因。
今から約50年ほど前に起きた
オイルショックや中東戦争も
金価格上昇の要因となりました。
この中東地方というのは
世界の中でも原油の生産量が
多い地域であるのは有名な話。
今でこそエネルギー資源は
原油以外に石炭、天然ガス、
ウランなどありますが中でも
最も使い道が多いのが原油。
なぜなら、発電所での熱源、
乗り物を動かす動力源、そして
プラスチックなど化学製品の原料と
多岐に渡って需要がある天然資源。
日本では約50年前当時は
高度成長期・バブル期であったため
原油をバンバン使う時代でした。
そんな中、原油が産出される
中東地域で戦争が起きてしまい
原油と一緒に値段が上がったのが
安全資産であるゴールドでした。
特に数十年前の世界は
石油に依存していた国が多く
産出国での地政学リスクが起こると
セットで金価格も上がった時代。
今回のイスラエル・ハマスの
衝突によって、中東地方での
地政学リスクで発生したので
金価格にも影響したワケです。
原油とゴールドというのは
値動きが似ていると言われますが
その要因が原油産出量の多い
中東地方だと、その動きが
実現しやすくなります。
円建て金相場は今回の件が
起こるまで、下がっていたけど
一気に反転し上昇する動きに…。
昨夜から朝方に掛けてドル建て相場は
更に上昇して1,900ドル/oz台に復活。
土日祝日の特別価格ですが
1日で300円/gほどUPとなって
一気に最高値を更新となりました。
これぞ安全資産であるゴールドが
光り輝く瞬間ではありますね。
コロナ禍、金融不安、戦争で
安全資産としての認識が更に
高まっているゴールドは強いです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(10/14)の貴金属価格】
ゴールド:10,278円/g(+307)
プラチナ:4,779円/g(+63)
※田中貴金属公表の税込小売価格<ノイズを消し去るピンキーリング>
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