場合によってはハリケーンも金価格変動の要因に…

1930 Gold

先日アメリカで竜巻が起き
100名を超える死者が出た
…というニュースが流れました。

老人ホームや倉庫に
工場などの施設が被害に遭い
人だけでなく建物も崩壊し
甚大な被害となったようです。

その竜巻が発生した日は
6つの週で30以上にも渡り
起きたようで被害の範囲も
これまで以上だった様子。

しかもひとつひとつの
竜巻は大規模だったようで
その様子を動画で見ると
恐ろしさがひしひしと
伝わってきました。

竜巻は地上から雲へと
長く延びる渦巻き状の上昇気流。

日本語では台風と呼ばれる
ハリケーンと間違われやすいけど
全く違った自然現象。

日本でも毎年何件か竜巻が
発生しているのですが多くは
建物倒壊ばかりで死者も
そこまで多くはなく…。

アメリカのように何百人も
死者が出るようなことは
日本で未だかつてありません。

ただ、気候の影響か土地柄か
アメリカでは毎年何かしら
竜巻による影響が出てます。

しかも、建物だけでなく
死者が何十人と出るような
規模がほぼ毎年あります。

今回の被害は過去10年で
一番だったようでその様子は
ネットだけでなくテレビでの
ニュースでも報道されました。

竜巻は基本的に
積乱雲の下で発生しますが
その予測が難しい現象。

よく、昨今の地球温暖化と
関係性があるなんて聞きますが
竜巻が発生してもその全てを
捉えられていないこともあって
不確かなものでもあります。

自然現象である以上
人類が手を出せないとこですが
地震といい竜巻といい
天災は勘弁してほしいですね。

ハリケーンの被害によっては

今回は死者が多かったことから
人災にフォーカスされました。

ただ、このハリケーンは
当然他にも色んな影響があり
過去には農作物などにも
大きな打撃を与えました。

そして、畑などが被害を受けると
収穫できなくなってしまうことで
過去には金価格に影響することも
一時期あったのです。

果物などにも先物取引があり
ハリケーンにより不作となって
マーケットに影響した際は
大きく急騰する動きとなりました。

ここで危険を感じた投資家は
リスクヘッジとして金地金に
お金を投資することにより
金価格も上がりました。

今回大きく被害を受けたのは
とうもろこしや小麦、果実など
農業が盛んなケンタッキー州。

とはいえ被害を受けたのは主に
工場や物流倉庫ということもあり
農作物の高騰までには
至っていない状況。

被害が一部分なだけあって
農作物に対してそこまで大きな
影響がなかったようです。

2年ほど前に北朝鮮から
日本海にミサイルを撃ち込んだ際
金価格が急上昇したことがありました。

そのときは来店されたお客様から
ミサイルのせいではないのか？
…と聞かれましたが蓋を開けると
価格上昇の要因はアメリカでの大型台風と
ハリケーンによる果物価格高騰。

アメリカではハリケーンが毎年
何十件も発生してるようですが
その被害は大なり小なり…。

金価格にとっては意外な
変動要因だったりします。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.

【本日(12/18)の貴金属価格】
　ゴールド：7,290円/g（-6）
　プラチナ：3,877円/g（-12）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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