銀行はお金の専門機関だけど金に関しては…

1828 Gold

銀行に言われちゃうと
何だか儲かる気がするよね
…とお客様から言われました。

なぜお客様にそんな話を
されたのかというととある
記念金貨を買ったのですが
その販売者が銀行の営業マン。

サッカーのとある記念金貨が
数量限定で販売されるから
という理由で購入したその金貨。

お客様は特にサッカーが
好きってワケでもなかったようで
ここ最近注目されている金…
そして銀行だから信用できる…
という理由で買ったようです。

ただ、その金貨の仕様と
値段を伺ってみたところ、
記念金貨にしては割高。

資産用の地金型金貨より
記念金貨は割高ではありますが
私の範疇を超えてました（笑）

で、その金貨の話に
なった理由というのは
売却したいからでした。

あまりにも換金率が悪く
買取金額が思ったより安かったので
伝えにくかったのですが
嘘を言ってもしょうがないので
説明した上でお見積もり。

販売してきた営業マンから
金貨を持ってると儲かりますよ…
限定品で倍ぐらいになりますよ…
とまでは言われなかったようですが
信用できる組織ってことでのご購入。

値段を伝えはしましたが
今そこまでお金に困ってなければ
今すぐ売らんでもいいと思います！
とだけ言葉を添えておきました。

金（ゴールド）は換金できて
一応お金になるからいいけど
あまり専門でない方の話は
聞きすぎない方がいいわね…
なんて言われました。

銀行はあくまでも
お金を取り扱う機関であって
金（ゴールド）を作ったり
専門的に取り引きするような
機関ではないのでね。

金ならいいってものではない…

人付き合いや企業付き合いで
購入してしまうってこと
結構あるかと思います。

ただ、いくら信用できるといえ
お金を出して購入するなら
その商品についてきちんと
把握をして欲しいところ。

たとえば、金貨と言っても
地金型と収集型がありますが
知識がないと同じ金なので
一緒に比べられてしまいます。

しかし、このふたつは
確かに純金製ではあれど
目的や製造過程等の違いで
換金率は全く異なります。

というように金（ゴールド）は
素材が一緒だからといって
一色淡にされがちなのです。

昨年、金価格が高騰して
新聞や広告などメディアで
金が高騰！今は売り時！！
もっと価値が上がる！？
…といった言葉を目にします。

誇大表示に見えますが
当たっている内容でもあり、
外れてもいる両面性の言葉。

金（ゴールド）といっても
その商品バリエーションは
たくさんあります。

資産用のインゴットや金貨、
記念金貨、アンティーク金貨、
兜、小判、大判、おりん、根付け…

全て金でできているなら
もちろん材料としての価値を
持っていることになります。

とはいえ、それぞれに
使い道や用途など目的が
異なる商品でもあります。

なので資産を目的とした
換金率が良いものもあれば
目的の違いにより換金率が
悪いモノもあるワケです。

金を買おうとしているなら
その目的はなんでしょう？

金貨といってもそれが
記念として求めるならば
デザインで決めていいでしょう。

ただ、そうでないならば
地金型など資産運用向けの
金貨を選びましょうってことです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.

【本日(9/7)の貴金属価格】
　ゴールド：7,136円/g（-6）
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