貴金属製品の真偽の参考にも使われる比重

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3084 Gold

 

最近は薬局でも
エタノールが売ってなく
Amazonにて購入。

値段が安いし、
配達も早いのでもう
お店ではなく通販で買うことが
増えたエタノール。

そんなエタノールが
届いたのですけれども
なんか量が少ないなぁ
…と思ったんですよね。

 

器に対して液体量は
体感ですが7割ほど。

持った感じも400mlも
入っているように思えず
なんか少ない気がしたのです。

とはいえ、当然新品だし
キャップも未開封だったので
そんなことはないかと思い
重量を計測してみました。

 

ところが400mlなので
400gはあるかと思ったところ
約360gほどしかなく。

”もしかして騙されたか?”
と思ったものの冷静に考えると
エタノールは水と比重が
異なるので軽いかもな…と。

エタノールは水よりも
軽い気はするし…。

 

ってことで、エタノールの
比重を調べてみたところ
約0.78とのこと。

そうなると400ml×0.78で
単純計算ですが約310gほど。

容器を足してみたら
確かに360gくらいになるかも
ってことで落ち着きました。

 

もうすぐで購入した店に
問い合わせして恥ずかしい思いを
することになっていました。

比重が思い浮かび
気付くことができたので
まだ良かったです。

 

 

比重は真偽判断にも使われる

比重に着目できたので
仕様通りであることを
確認できたエタノール。

この比重に着目できたのは
普段の金製品の売買に置いて
結構重要な指標であるため。

 

というのも金(純金)の比重は
19.32と大きく、どういうことかというと
同じ体積の水があったとすると
19.32倍重いことを意味します。

もし水が入った500mlの
ペットボトルがあったとして
容器の重量を無視すると500g。

ですが、中身が水でなく
純金であれば500g×19.32の
9,660gということになるワケです。

 

身近な金属と比較しても
これだけ比重が高いものはなく
金製品の真贋判定や純度を見る際に
重要な役割を果たす情報なのです。

鉄の比重は7.8、銅は8.9、
銀は10.5となりますが、一番比重が高い
銀でも金に比べると約半分。

これだけ違うとさすがに
見た目と重量とのギャップが
生まれるので素材判断において
大事なヒントとなるのです。

 

ちなみに砂金採りというのは、
川砂を水で洗い流す際に、
比重の大きい金だけが
底に残る性質を利用したもの。

金の比重が高いからこそできる
古代から用いられた採掘方法です。

 

ただ、この比重はあくまで
真偽のヒントとなる情報。

タングステンなどのように
金の比重に近い金属もあるので
あくまでも真偽を見極める
参考情報ということです。

 

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(2/15)の貴金属価格】
 ゴールド:15,598円/g(-268)
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