3195 Gold
先日スペイン人が奥様の
日本人男性の方がご来店。
将来的に日本を離れて
スペインに移住予定とのこと。
その際に貯めているゴールドを
持って行きたいのですが
何か弊害はありますか?
...という質問をいただいた。
海外へ持ち出しということで
そうなると考えないといけないのは
出国時と入国時の関税。
日本を出国する際には
1kgを超える場合に要申請で
そうでなければ基本的に問題なし。
となると問題なのは
スペインへ入国する際の税関。
スペインは消費税が20%なので
もし日本入国時と同様に何かしらの
申請条件に引っ掛かるとしたら
なかなかの金額にはなりそう。
日本入国時は1kg以上か
20万円分を超えた場合には
税関への申告が必要であり、
更に消費税分の関税が発生。
スペインでもこういった入国時の
条件があるかを聞いてみたらところ
10,000ユーロを超えないようなら
申告は不要とのことでした。
10,000ユーロは日本円にして
だいたい160万円程度なので、
日本に比べると緩いですね。
それだけのゴールドは
持ってないとのことでひとまず
税関に関しては問題なさそうでした。
で、ゴールドはこれから
少しずつ買い足すとのことで
それなら...ともうひとつ
アドバイスさせていただきました。
それは
サイズと商品。
どこの国へ行ったとしても
恐らく税金はあると思うので、
サイズはできることなら
手数料が掛かっても小さいものを。
そして、もうひとつは
商品に関すること。
できることならインゴットより
金貨で持っておいた方がいいですよ
...なんてことをお伝えしました。
海外で有利な金貨
金の密輸が横行して以来
日本では海外インゴットの
買取規制が年々強化。
お店によっては査定が下がる、
買い取りできないといったとこもあり
当店へお持ちになるお客様も
少なくありません。
匿名性が高いゴールドは
マネロンやテロ資金供与など
犯罪に悪用されやすい資産なので
特に流通経路が分かりにくい
海外ブランドは規制が高め。
国内でも密輸したゴールドと
知らずに買い取ったお店などは
政府から規制されているといった
状況ではあるのです。
これは何も日本だけでなく
海外、特に先進国でも同様の
状況ですし、今後は更に
規制強化となる可能性があります。
たとえば日本製のインゴットを
海外に持って行って売ろうにも
買取価格が下がってしまったり
買い取ってくれないかも…ということ。
ではそうしたインゴットに対し
何がいいのかというと金貨。
ただし、ただの金貨ではなく
流通量の多い金貨です。
どの金貨がいいのかというと
世界3大金貨と言われている
・メイプルリーフ金貨
・ウィーン金貨ハーモニー
・カンガルー金貨
といったところです。
この3つの金貨は
創鋳から30年以上と実績があり
世界でも知名度が高く、更に
流通量も多い地金型金貨。
造幣局が発行しているため
価格的にも安定しており
世界で販売されているので
海外インゴットに比べると
換金しやすいメリットがあります。
もし、海外移住の予定などで
海外で売るのを見越すのであれば
こうした地金型金貨の方が
いいのではないかと思いますね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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ゴールド:17,011円/g(-117)
プラチナ:6,037円/g(+209)
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