１００万円の資金があれば、どのように現物購入するか？

3061 Gold

先週、東広島市で
ゴールドセミナーをしました。

広島市内では何度か
セミナーをしたことはありますが
東広島市でのお話は初めて。

当店のお客様で東広島から
ゴールドの売買取引をされてる方は
いらっしゃいますが、セミナーは
初めての試みでした。

昨年末から広島県内は
インフルエンザ警報が発令中。

そのため、ドタキャン者も
いらっしゃいましたが、50分
しっかり話してきました。

私の話に頷いていただけたり、
相槌を打ってくださる方もおり
とても話しやすい雰囲気でした。

ちなみに参加された方は
9割方が女性でした。

若い方もいらっしゃったので
ゴールドに興味がある方も
少なくないのでしょうね。

中には私のブログを
ご覧の方も参加されており
思わぬ反応に嬉しかったです。

で、セミナーはアンケートを
取ったのですが、何点か不明点や
知りたいことを回答いただきました。

今回はその中から1点、
ブログで回答したいと思います。

その内容というのは
”資金が100万円ある場合、
金の運用をしようとしたら
どのようにしたらいいですか？”
というものでした。

金と言っても商品は
様々あるのですが
利益狙いなら手数料が少ない
ETFにするかもしれません。

もちろん証券口座を介すので
そういったところは無視して
あくまで利益狙いなら…の話。

では、現物で運用するなら
どういった買い方をするのか？
今回はその辺りについて
触れてみたいと思います。

サイズと価格のバランス

100万円の予算となると
最近の相場だと約60g弱の
ゴールドを買える計算となります。

金貨1ozがだいたい49万円の
小売価格であるため、ギリギリの
価格で攻めるならば1oz2枚
ってところでしょうか。

インゴットであれば50gと
10gと相場次第では5g、合計65gまで
いけるかもしれません。

合計での重要が分かれば
あとはサイズ次第ということ。

ただ、このサイズですが
基本的に小さくなればなるほど
手数料が割高になってきます。

なので手数料損を抑えるなら
自ずと予算内で可能な限り
大きなサイズとなります。

では私がどうやって
決めるかというと税金が
発生しにくいサイズにします。

つまり売却益が年間で50万円を
超えにくい商品を購入する
ってことです。

金貨であれば一番大きな
サイズ1ozでも49万円弱なので
相場が倍にならない限り
課税対象とはなりにくいでしょう。

しかし、インゴットの場合
50gを購入したとなると
だいたい75万円弱となります。

なので50gのインゴットが
125万円くらいになるとなると
だいたい今より1.6倍ほどの相場観。

つまり、50gの方が
課税対象となりやすいのです。

もし、それが嫌であれば
50gの下のサイズを買うのが
良いのではないかと思います。

地金商にもよりますが
田中貴金属工業のインゴットは
50gの下は20gとなります。

売却益の課税対象は
年間合計50万円超の利益なので
小さく買ったとしてもまとめて売ると
その意味はなくなってしまいます。

ただ、大きなサイズを買うと
そうした少しずつ売るということが
難しくなってくるものです。

手数料が若干割高かもしれませんが
所得税が発生すると翌年の住民税など
余分な出費が掛かってくるものなので
できることなら非課税で済ませたい
ところではありますよね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you.

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　ゴールド：15,283円/g（+150）
　プラチナ：5,307円/g（+34）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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