3191 Gold
家の天井からドタバタ、
キーキー、と音が聞こえる
…と仕事休みの妻から架電。
昼ぐらいから何かが
走る音、鳴き声が聞こえて
とにもかくにも五月蠅い
ってことでした。
怖いよりも五月蠅いと
思う妻にはびっくり(笑)
私の家は祖父母が
住んでいた家なので、
築50年以上です。
私が生まれる前から
建てられているので
何度かリフォームしたけど
ところどころボロボロ。
過去にも何回か
天井から動物の音が聞こえ
駆除したもらったことがあり
恐らく今回もその手のこと。
仕事が終わって家に帰ると
確かにドタバタと足音。
あとは瓦をこするような
音もしたので2階の窓から
覗くと犯人と目が合いました。
2本足で立ち、しっぽがあり
前足を胴体のぴょこんと下げた
その動物はイタチ。
最初はリスかと思ったけど
リスにしては大きいし、
近くに森があるワケでもなく
鳴き声も大きいことから
イタチとの判断。
目が合ったあとに
すかさずスマホを手に取り
動画を取ったのですが
そそくさと屋根伝いに
逃げていきました。
翌日、駆除業者に電話し
家に来てもらって動画を見せると
予想通りでイタチでした。
どうやら瓦を剥いで
木を食い破った数センチの
隙間から侵入した模様。
まずは家にいるかもしれない
イタチを追い出す処理をして
後日開いた隙間を埋めて完了。
イタチは一度住み着くと
自分の縄張りにするようで
また戻るかもとのこと。
家もかなり古いですし、
いい加減建て替えなのかなぁ
…なんて思った次第です。
動物にとってしてみたら
住みやすいのでしょうが
困ったものです。
燃える、無くなる資産
築50年以上の家ってことで
そろそろ建て替えの考え頃ですが
改めて不動産資産のデメリットを
感じた次第ではあります。
特に古い不動産の場合は
劣化だけではなく、倒壊したり
焼けて燃えるリスクもあります。
こうした不動産に関する
リスクを考えるとどうしても
避けられないのが天災。
今から100年前に起こった
関東大震災では、建物の多くが倒壊、
地震の余波によって起きた火災で
街全体が焼け野原となりました。
死者・行方不明者が10万人を
超えたこの大震災は、近代日本で
最大規模の震災被害をもたらした
災害として知られています。
現在は建築技術の発達により
地震が起きてもここまでの
死者が出ることはないでしょう。
しかし、震災によって
不動産はそれに絡む資産を
無くしてしまうリスクに関しては
現在も同じかと思います。
大地震でいうと20年前に
起こった阪神淡路大震災。
この大震災でも多くの
死者・行方不明者を出した
悲しい出来事ではありました。
ただ、こうした震災後の復興過程で
瓦礫の中から金製品が発見された
なんて話も報道されました。
日本だけでなく2001年の
9.11テロ事件でも同様の現象が起き、
倒壊したワールドトレードセンターの
地下金庫室からも大量のゴールドが
回収されたのは有名な話。
焼け跡、建物崩壊後も
金庫に収められたインゴットや
金貨は燃えて無くなることなく
ほぼ無傷で出てきたのです。
ゴールドの融点は1064℃だが
一般的な木造家屋の火災温度は
800-900℃程度であるため、
消失せずに済みました。
それに対して、同じ金庫に
保管されていた紙幣や株券は
完全に灰になってしまっており
残ってたのはゴールドのみ。
家や証券資産は無くなったけど
ゴールドの現物資産だけが残った
この話はゴールドの不滅性を
訴えるキッカケにもなりました。
どんな建物であっても
時間や自然災害には勝てません。
しかし、現物資産である
ゴールドは何千年と価値を保ち
これまでの天災を通して
不滅性が証明されました。
現物資産の中でも普遍で
不変な価値を持つゴールド。
燃えてなくならない、腐らない…
という特徴を持った現物資産は
ゴールドにしかできないからこそ
リスクヘッジになるのです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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