3190 Gold
日本製鉄によるUSスチールの
買収劇に決着がひと段落ついた模様。
数年前からアメリカ政府は
日本製鉄による買収を拒否し
一時は泥沼と化していた。
それもそのうち、特に
トランプ政権になったら
決着が付くとは思っていたので
日本製鉄の株価はマーク。
それが先週突然として
株価が1割弱ほど急騰。
これはトランプ大統領が
買収を承認したことにより
日本製鉄の将来性を見越しての
動きが出た感じではあります。
ちなみに買収元である
USスチールの株価も買収提案以来の
高値をマークするカタチに。
トランプ大統領の人柄を
把握していた方にとっては
こうした日本製鉄とUSスチールの
株価の動きに期待して利益を
取れたのではないでしょうか?
ただ、この買収劇は
これで終わりませんでした。
アメリカ政府が黄金株を
保有する案が明らかに。
この黄金株というのは
経営上における重要事項において
拒否権を行使できる株式。
日本製鉄という日本企業が
買収によって権限を持つが
それに対する対抗措置として
こういう行動に踏み切った。
さらに、合意条件として、
USスチールのトップは米国人、
取締役会の過半数を米国人が
占める…ということにも。
確かに買収ではあるが
これでは買収の意味もあまりなく
日本の技術が撮られるだけな
気がしないでもありませんね。
株式の思わぬデメリット
なんとなく最終調整を
迎えてきたUSスチール買収。
買収合意はできたものの
意外な言葉の誕生によって
新たな局面を迎えることに
なりそうではあります。
その言葉というのは
冒頭でお伝えした黄金株。
この黄金株に関しては
私も滅多に聞くことが無い
言葉ではあります。
ただ、日本国内においても
重要な事業を担う企業は
海外からの参入を回避すべく
日本政府が黄金株を持っている
そんな銘柄は存在します。
私が投資している銘柄は
まさにその黄金株を発行する
企業なので知ってましたが、
あまり聞きなれない言葉。
株式投資のリスクは主に
発行体の経営状況にありますが
まさにこの黄金株というのも
メリットでありリスク。
政府に管理されているので
ある意味、安泰してはいるけど
方針転換など鶴の一声で大きく
価値が変わる可能性があります。
一方、本物の黄金、
つまり現物資産である
ゴールドはどうでしょう。
ゴールドの魅力はというと
特定の国家や企業に依存せず
市場価格によって決まる商品。
USスチール買収のように
政治的背景によって何かしら
起きたとしてゴールドの価格が
暴落することはありません。
政府が持つ黄金株は
一企業に対する拒否権です。
ただ、現物資産である
インゴットや金貨というのは、
不安定な世界情勢や通貨不振に対する
拒否を行使する資産でもあります。
株式や債券、通貨だけでは、
発行元や価格を左右させる政治の
リスクから資産を守れません。
現物資産のゴールドを
ポートフォリオに組み入れて、
資産の多様化を実現することこそ
重要なのです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you.
【本日(6/2)の貴金属価格】
ゴールド:16,886円/g(+70)
プラチナ:5,453円/g(+1)
※田中貴金属公表の税込小売価格<ノイズを消し去るピンキーリング>
無料見積もり
ナカオカのLINE@登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓
メルマガ登録フォーム
登録は以下の画像をクリック↓↓
住所:広島市中区堀川町5-10(金座街)
TEL:082-246-7788
営業時間:10時~19時(水曜定休日)
HP:https://nakaoka-inc.com/