ラボグラウンゴールドの誕生!ゴールドも完璧な資産ではない

投稿日:

3186 Gold

 

人工のダイヤモンド、
ラボグラウンダイヤモンド。

このゴールド版である
ラボグラウンゴールドが
将来出てくるかもしれない
という記事を目にしました。

このウェブニュースは
宝石・時計業界誌である
時計美術宝飾新聞の
オンラインサイト。

編集長は私もご存じの方で
Facebookでのシェアで
記事の存在を知りました。

記事の内容を見ると
鉛からゴールドへの原子転換
ということでした。

何もない状態から
ゴールドを作るというより
物質を変えるという手法。

そういった意味では
ダイヤモンドとは若干
ニュアンスが異なるもの。

まだ極少量しか
実現できてないとのことで
供給面で役に立つには
ほど遠い道のりではります。

ただ、それなりの量を
作れてしまうとなると
価値暴落のリスクも。

とはいえ気になるのが
この元ネタというのが
本当かどうか。

Xでの発信元である
RanNeuner氏は根っからの
暗号資産推進者。

Xでのやりとりをみると
ラボグラウンゴールドに関し
色んな反論は食らってました。

もっとこの記事に関する
エビデンスが欲しいところ。

ですが本当に簡単に
作ることができるとしたら
世界中でどえらい騒ぎに
なるかとは思います。

 

暴落するとしたら…

人工のダイヤモンド、
ラボグラウンダイヤモンド。

このゴールド版である
ラボグラウンゴールドの話で
改めて考えさせられたのが
”金が暴落するならどんなとき”
という問題でした。

 

人類の有史以来6000年以上
使われたと言われるゴールドも
絶対に価値が下がらない…
というワケではありません。

ではどういったときには
暴落する可能性があるのか?
そのシナリオをお伝えします。

 

シナリオ1:技術革新による 希少性の崩壊

まさに今回のネット記事にあった
人工でゴールドが作られるのが
のパターンに当てはまります。

もし本当に低コストで大量の
ゴールドを人工的に作れるならば
希少性という根本価値が
一気に崩壊するということ。

 

ダイヤモンドが世に出たとき
”永遠の輝き”なんてキャッチコピーが
広く浸透した時代がありました。

高温高圧な環境において
炭素が元でできたダイヤモンドも
今となっては人の手で作れるもの。

それによって人口と天然で
区別がされていることもあって
天然ダイヤモンドの価値が
暴落とまではいってません。

 

ゴールドは元素であるため、
人の手で作られてしまうと
天然と人工の区別はされません。

もしかしたら、人口ゴールドの
参入で価値を大きく落としてしまう
そういったリスクはあるのです。

 

ただし、いくら作れるとはいえ
現在の科学技術では経済的に
見合う生成技術はまだまだですし
作ると言え莫大な費用は掛かる模様。

すぐすぐで実現されるほどの
問題ではないのが現実です。

 

シナリオ2:世界平和の 完全実現

「有事の金」と呼ばれる
ゴールドは戦争や経済危機など
地政学リスクが高まったりすると
価値が急上昇する資産。

なので、この逆に進む、
たとえば完全な世界平和と
経済の安定が実現すれば、
ゴールドの需要は減少します。

つまり、安全資産が
必要とされない世の中に
なれば暴落の可能性もあります。

 

地政学的リスクがゼロになり、
通貨制度が完全に信頼され、
インフレ懸念も消失すれば、
ゴールドを持つ必要性は
薄れるということです。

ただ、現実問題でいうと
こういった状況になるのは
今のところ考えられませんね。

何百年何千年と続いている
宗教衝突もあるのでなかなか
世界平和という方向には難しい
…そんな気はします。

 

シナリオ3:革命的な 代替資産の登場

シナリオ①②はどちらかというと
需要と供給面でのお話でしたが
シナリオ③はゴールドより優れた
特性を持つ新しい資産の登場。

つまり、ゴールドの
代わりとなる地位の存在。

 

たとえば、ビットコインも
一つの可能性としてはあります。

ただし、ビットコインなどの
暗号資産は人の手で作られた資産で
完成されたものかというと現状
そうとは言えない物ではあります。

 

セキュリティ面やシステムが
完全に安定した暗号資産であったり、
ゴールド以外の希少で実用的な
元素が見つかれば…ということ。

もちろん、これは今後新たに
出てくるかどうかは分かりませんがね…。

 

結局は分散投資が重要

今回はゴールドが暴落する
3つのシナリオについて書きましたが
あくまでも可能性の話。

起きないかもしれないけど
起こる可能性もゼロではない
ってことです。

これらのシナリオを踏まえて
大事なことというのはあくまでも
ゴールドに依存し過ぎた運用は
良くないということです。

 

1つに依存してしまうと
今回お伝えしたことが起きて
資産の価値が大きく落とす
そういったことになります。

それを回避するのであれば
ゴールド金だけでなく、プラチナや
銀などの他の貴金属。

不動産や株式、外貨通貨など
異なる特徴を持った資産との
組み合わせが重要ってことです。

 

ゴールドといっても
インゴットやコインといった
現物以外にETFや先物。

こういった証券口座を介した
商品もあるので、そういった
投資方法で分けるのもひとつの
分散資産運用ではあります。

 

人工ゴールドの話は衝撃的ですが、
実用化までにはまだまだ何十年以上と
長い時間がかかると予想されます。

どんな技術革新が起こっても、
現物資産としてのゴールドが持つ
心理的安心感は簡単に消えないでしょう。

しかし、何か起きても大丈夫なよう
賢明な分散運用は必要ですね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(5/29)の貴金属価格】
 ゴールド:16,870円/g(-41)
 プラチナ:5,615円/g(+26)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

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