2861 Gold
ドル円為替がいよいよ
1ドル160円台に突入。
以前も瞬間超えたものの
為替介入によって抑え込まれが
今回はその動きもなし。
これまでに何度か為替介入を
行われるも結局のところは
円安基調を止めれず。
ズルズルと円安が続き
今回の大台を突破したが
この動きがいつまで続くのか。
コロナ禍前に比べると
1.5倍の円安になってるので
輸入業者からすると
やってられない状況。
資源が乏しい日本は
輸入頼りの原材料も多く
痛手を被っている企業も
少なくはないかと思います。
インフレが続きますが今後も
維持、継続しての値上がりも
やむなしな状況となりそうです。
これまでのブログでも
伝えてきてはいますが、
この円安はアメリカの金利が
収まらない限りはなかなか
落ち着かない状況です。
これまでのFOMCでも
なかなかアメリカの政策金利が
利下げとはならずズルズルと
後ろに下がってきました。
昨年の今頃なんて今年の
春か夏頃にでも利下げする
なんて言われもありましたが
結局のところ行われず。
今年も年内に行われるのか
微妙なラインとなってます。
FRBは経済指標を元に
金利をどうするか決める！
この方針を一貫してます。
つまり、これまでに
金利が下がってないのは
インフレや各種指標が
なかなか回復してないと
裏を返せば言えます。
NVIDIAなど一部の銘柄は
株価が高騰していて一見は
良いように見えるアメリカも
決してそうとは言えないのです。
このまま円安が続くか
円高に振れるかというのは
誰にも予想はできません。
金利だけで通貨価値が
決まるワケではないので
何とも言えないところ。
とはいえ何かしらドルが
失墜するような出来事でも
起こらない限りは円安が
落ち着きそうにはありませんね。
比較的落ち着いた6月
6月の貴金属相場を振り返ると
あまり目立った動きのない月。
特にドル建て金相場に関しては
2,300ドル/ozのせめぎ合いとなり
大きく落ちなかったが大きく
上がることもなかった。
となれば円建ての金相場に
影響してくるのはドル円為替。
アメリカの金利利下げは
まだ当面行われなさそうな動きに
市場は更なる円安に反応。
アメリカの長期金利は上がり
経済指標も特段目立つような
動きとはならなかったため
今までの通り金利の高いドルに
どうしても資金は逃げるもの。
円は売られ円安傾向となり
下旬には1ドル：160円を超えるも
この度は為替介入の動きはなし。
そんな円安の影響を受け
円建て金相場はジワジワと高まり
6月は終わりを迎えました。
相変わらずの高値圏内だが
そのレンジが5月に比べて、
高まった感じとなった。
上がっては下がっての
シーソーゲームの行く末が
現状となっており何ともこの先は
なかなか見えない状況。
ただ、ロシアにしろ
台湾にしろ、中東にしろ
有事リスクが落ち着いてる状況。
この先も高くなる可能性はあれど
大きく値段が落ちることというのは
あまりなさそうではある。
ずっと高値が続くことも
なさそうではあるが有事の落ち着き、
アメリカの金利が動かない限り
こんな調子となりそうではあります。
プラチナは5月から
ドル建て相場が1,000ドル/ozで
せめぎ合いしている状況。
6月も変わらずだが
アメリカの雇用統計等
経済指標が下回ったことで
円建ても引っ張られていった。
そこからはゴールドと同様、
値段が上がっていったものの
ドル建ては相変わらず1,000ドル/ozを
切ったり超えたりの動き。
ゴールドに比べると
まだ大人しい感じではあるが
この数年では高値圏内。
当店のお客様でも
高いゴールドに見限った方が
プラチナを気にし始めており
店頭でもよく聞かれます。
プラチナは稀少価値でみると
ゴールドよりも高い資源。
需要と供給の都合によって
あまり価格面での期待は難しいが
もしかしたら昔のように価格が
逆転するかもしれませんね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(7/7)の貴金属価格】
ゴールド：13,642円/g（+0）
プラチナ：5,955円/g（+0）
※田中貴金属公表の税込小売価格
※市場休業のため、土日は同一価格＜ノイズを消し去るピンキーリング＞
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