2021年4月度の金・プラチナ価格総括

1700 Gold

去年2020年の今頃は
何をしていたかっていうと
緊急事態宣言でお店を休業。

ゴールデンウィークをはさみ
約2週間ほどお店を閉めた
時期ではありました。

周囲で新型コロナウイルスに
感染した知り合いが皆無で
本当に流行しているのかよ？
…とも感じた頃でした。

マスクが不足しており
ワクチンに関しては全く
話題にすらなかったですね。

普段人通りの多い商店街や
繁華街も人っ子ひとりおらず
閑散とした街並みでした。

そんな当時、このコロナ禍は
夏、長くても秋頃には
落ち着く…と言われてました。

それが早くも1年が経ち
何か状況が変わったかというと
ワクチンが普及し始めた程度。

治療薬も今年の冬予定で
感染者をなくという根本的な
解決策もなく時間が過ぎました。

先日から4つの都市にて
緊急事態宣言が発令され
時短や休業を余儀なくされた
地域が出てきています。

広島もまん防対象に
なるだとかならないだとか…
緊急事態宣言対象に
なるだとかならないだとか…

コロナ禍が始まってから
”感染者が増えては対策して”
の繰り返しですからね。

↑昨年のGWの店舗前の様子

そんな新型コロナウイルスも
金（ゴールド）にとっては
価値を上げるきっかけ。

一時的に過去最高値を
更新したものの、それ以降は
激しい値動きを見せず。

ここ最近はそこまで
加味されない事態に
なりつつあります。

コロナ禍前に比べると
まだまだ高値ではありますが
面白い動きをしないのでメディアも
話題から離れてる気もします。

その逆でここ最近面白いのが
工業用需要の高いプラチナ。

こちらもこの数年では
高値を更新している状況ですが
変動要因が金（ゴールド）とは
異なりますからね…。

FOMC後の議長会見

と、金（ゴールド）にとって
あまりの動きがない緩やかな
時期が続いてましたが先日
金融関係者が注目する
イベントが行われました。

それはFRB議長の会見

アメリカの金融事情において
まさにトップでもある機関
連邦公開市場委員会（FOMC）の
議長会見が行われました。

GWに入る前の27日28日に
現在の経済状況であったり
指標、金利など毎度の話に併せ
コロナ対策方針など以下の
内容（一部）を公表したのです。

その中で金（ゴールド）に
関連する内容といえば
ライバルでもある金利の話。

しかし、議長の会見では
”政策金利は据え置きとする”
といった内容で締めました。

ライバルである金利について
現状維持を示唆する発言なので
そこまでの値動きを見せず…。

ただ、新型コロナウイルスによる
経済打撃回復はまだ見込みが先
ってことでの微増くらいでした。

先月に引き続いて
ジワジワと上がってきてますが
この状況が変わらない限りは
7,000円/g前で止まるかと。

新型コロナウイルスも
あとはワクチンや治療薬任せで
今後の焦点は米中摩擦の動向も
重点ポイントとなりそうです。

そんな金（ゴールド）に対し
プラチナは5,000円/gを前に
下落傾向となりました。

3月まで上がりっぱなしな
状況が続いていたのですが
ここへ来て落ち着いた感じ。

ただ、この要因というのも
世界での新型コロナウイルスの
新規感染者数が1月に続く形で
更新した経緯もあります。

変異株の流行に伴って
今なお新規感染者数は
増加の一途を辿っています。

プラチナの需要は主に
自動車などの工業製品ですが
コロナ禍により経済が止まると
この需要も減ってしまうので
そこの影響も入っているワケです。

さて、東京は緊急事態宣言で
弊社と同業者は休業要請により
閉めているお店も…。

去年とあまり状況が
変わってないですね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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