3401 Gold
2025年も残すところ数日ですが
本日は仕事終わりに年越しそばを
買ってきました。
日本の大晦日といえば、
除夜の鐘を聞きながら静かに
そばをすするのが定番。
寝る前にそばで体を温めて
ベッドに入るのが私の毎年の
恒例ではあります。
そんな大晦日ですけれども
世界に目を向けるとユニークで、
そして少し笑ってしまうような
年越し儀式があります。
たとえば、情熱の国スペインでは
時計が24時になり鐘が鳴るのに合わせ
12粒の葡萄を食べる習慣があります。
この鐘の音に合わせて食べることで
新年に幸運が訪れると言われており、
カウントダウンをしながら葡萄を食べる
という大晦日だそうです。
また、東南アジアのフィリピンは
幸運の証でもある水玉模様の服を着て
街を歩くという習慣があります。
お金を連想させる水玉模様の服、
これを着て、メディアノーチェという
年越しを迎えるパーティーをするのが
フィリピンでの定番なのです。
ちなみにドイツでは大晦日に
行われる占いがあります。
これは大学時代にドイツ人の
友達から教えてもらったのですが
ロウの塊をスプーンの上で溶かして、
水の中に落とすというもの。
で、水に落としてどんな形に
固まったかによって、運勢を占う
そんな変わったドイツの占いは
ブライギーセンと言われてます。
ちなみに安全であり、
手に入れやすいのでロウが
使われるのが一般的ですが
本来は鉛だそうです。
出来た形に応じて
いいことが起こるようでして
ワイワイとどんな形なのかを
しゃべり合うのがドイツで
大晦日を過ごす風習。
やることは国によって違えど
共通なのは、来るべき新しい年が、
今年よりも豊かで幸せであってほしい
と切に願っている姿勢ではありますね。
金の再生能力
ドイツのブライギーセンでは、
熱でドロドロに溶けた鉛を水に入れて
偶然できた形で未来を占う…
なんてお話をしました。
この”溶けて、また固まる”プロセスは
金属製品が持っている専売特許。
その中でも資産運用として数千年に
渡り使われてきた金(ゴールド)は
この特徴のおかげで富の象徴として
崇めてきた歴史があります。
金の融点(溶ける温度)は
約1064℃です。
猛烈な炎の中にいれることで、
金で作られた硬い金貨や指輪は、
鮮やかなオレンジ色に発光する
液体へと姿を変えます。
この点が紙の資産とは
決定的に違う点でもあります。
紙幣や株券は、燃やせば灰になり、
二度と元には戻りません。
ところが金は紙が灰になる
程度の熱を与えたところで
蒸発したり劣化したりしません。
液体になった金を型に流し込み、
冷やせば、再びピカピカの金塊として
固まってくれるのです。

当店は買取や修理もしているので
チェーンが切れたネックレスや、
デザインが古くてつけられない指輪を
どうするかという相談をよく受けます。
確かに望んでいる姿からすると
形が崩れてしまっているのでしょうが
素材としての価値は損なわれていません。
買取店にもよるのでしょうが
そのままリサイクルにする地金商なら
どんな状態であれば買取します。
これは溶かして精錬することで
また新しい資産として何度でも
蘇らせることができるからです。
溶かしても、叩いても、
時代が変わっても、
金は金であり続ける。
古びた指輪を溶かせば、
最新のスマートフォンの中の回路に
生まれ変わるかもしれないし、スイス銀行に
眠る延べ棒の一部になるかもしれない。
姿を変えながら、
永遠に価値を運び続ける。
この特殊能力こそ、金が
資産として様々な形で
運用されている証拠なのです。
もし不用になった形の
金製品があれば、ぜひ当店へ
お持ちください。
弊社は田中貴金属特約店なので
適正価格の元で買い取り、それらは
壊れていようがリサイクルとして
引き取りますので。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you.
【本日(12/29)の貴金属価格(9:30価格)】
ゴールド:24,916円/g(-296)
プラチナ:13,230円/g(-505)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)
無料見積もり
ナカオカのLINE@登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓
メルマガ登録フォーム
登録は以下の画像をクリック↓↓
住所:広島市中区堀川町5-10(金座街)
TEL:082-246-7788
営業時間:10時~19時(水曜定休日)
HP:https://nakaoka-inc.com/

