1803 Gold
8月に入ってからは
金・プラチナ価格ともに
結構下がりました。
金は7,000円/gの大台、
プラチナは4,000円/gの大台を
それぞれ下回ったこともあり
購入者の多かった8月初旬。
お盆前に購入目的で
来店される方が多かったです。
先月末に行われたFOMCでは
なかなか金価格に影響しそうな
ネタはなかったので8月も
あまり動きはないかと予想。
しかし、それを覆された
結果となりましたよ。
で、その原因というのが
毎月第1金曜日発表される
アメリカの雇用統計。
金だけでなく株や
外貨などの判断基準にも
使われる経済指標ですが
これの影響で下がりました。
雇用統計は発表される前に
予想情報が公表されるのですが
その予想が大きく外れたため。
雇用統計情報の中には
NFP(非農業部門雇用者数)が
あるのですがそれが予想を上回り、
失業率が大幅に低下したためでした。
つまり、予想が外れたといっても
雇用者が増えて失業率が下がったので
世の中として良い意味での外れ方でした。
そんな雇用統計ですが
多くの方はアメリカの労働省が
発表するものだと思われるでしょうが
実はもうひとつ発表している機関が
あるのをご存知でしょうか?
その機関というのが
給与計算等の代行業務を提供する
ADP(Automatic Data Processing)社。
ふたつの雇用統計
このADPの雇用統計NFPは
早く発表されることもあって
先行指標として注目されてます。
が、本来見るべき対象が
全く違うために参考にするか
参考にしないかは分かれます。
本来の雇用統計は対象が
民間企業と政府部門ですが
ADP社の場合は顧客である
民間企業のみを元に算出。
そのため、ADP社の指標が
必ずしも労働省の結果と同じに
なるとは限らないのです。
ADP社が良い結果であっても
アメリカ労働省だと悪い結果、
そしてその逆もしかり。
なので、早く発表されますが
あくまでも先行的な指標であり
参考にとどめる方がほとんど。
TwitterでもそんなADP社の
先行指標が全く役立たなかった
…なんて呟きをよく見ます。
結局のところは政府が
公表する指標の方が確実です。
(当然と言えば当然ですね…)
ちなみに金価格が下がったのは
雇用統計の結果からとありますが
付け加えるとテーパリングや金利、
原油などコモディティ下落の影響が
直接的な要因でもあります。
そのため、大きな下落ですが
一時的なものかと思ってます。
弊社でもこの下がりを見て
現物ではありますが金の
購入量がグッと上がりました。
先物やETFでもこういった
買いが増えると金価格も
元の価格に戻るかもしれません。
さて、この8月といえば
26日~28日に開かれる
ジャクソンホール会合。
この会合ではFRBの議長が
恒例のように講演するので、
今後の金融政策をどうするのか?
そこでの発言が見ものです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(8/13)の貴金属価格】
ゴールド:6,904円/g(-12)
プラチナ:4,093円/g(-13)
※田中貴金属公表の税込小売価格
【今週の逸品】
可愛らしいチューリップデザインのPRIVATE LABEL(プライベートレーベル)。
センターにブルーサファイアをあしらった乙女心をくすぶるデザインリング。素材:K18WG、天然サファイア
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