2241 Gold
1秒の定義が変わる
という記事を目にしました。
何気なく流れている時間ですが、
1秒ってどうやって決まったの?
…と聞かれてもなかなか
答えるのが難しいところ。
1秒をどうやって計って
何をもって1秒と定義するかなんて
想像が全くつきませんからね…。
現在の時間というのは
原子が利用されています。
特定の周波数を受けた場合に
状態が変化する特性を活かして
回数を測定するというもの。
専門的な話は難しいので
ここでは割愛しますが
その原子時計での誤差は
300,000,000年に1秒。
ただ、2030年に予定されている
1秒の定義再編する際にはその誤差が
30,000,000,000年に1秒。
原子時計で3億年に1秒だったのが
再編されると300億年に1秒という
誤差になるので今まで以上に
天文学的な数値ということ。
そこまでの精密な誤差を
実現したのは原子を使うのでなく、
特殊な波長のレーザー光を
使う光格子時計。
ちなみに光格子時計となっても
何か生活に支障があるワケではなく
あくまでも精度の話。
携帯電話やスマートウォッチなど
時間の精度が更に高まることなので
現時点では何か影響があるかというと
そうではなさそうです。
現在のインターネット通信は
原子時計の精度が使われています。
ただ、もしもこれから
光格子時計が普及した場合は
更に高精度となり遅延が無くなったり
速度が更に上がる可能性も秘めており
ロマンのある情報ではありますね。
精度は重要だが…
こういった何かを計測する際の
精度というのはかなり重要でして
重量と純度次第で価値が変わる
金(ゴールド)の世界では
なおさらのこと。
特に重量は簡単に操作できるので
昔から慎重に取り扱われており、
計測時の精度も重要視されてます。
一部の日本円硬貨には
側面にギザギザが入っていますが
これは触りやすさなどのためでなく
かつての名残。
どういった名残かというと
もし削り取られてしまっても
それが分かるようにするため。
今でこそ日本円の硬貨は
銅やニッケルが使われており
今でこそ安価な材料ではあるものの
昔は金が使われていたことも…。
高価な材質だからこそ
削り取られてしまうリスクがあり
その防止策として側面がギザギザに
なったのは有名な話です。
なので金貨(プラチナコインも)は
削られたら、それが分かるように
側面がギザギザのデザインとなってます。
弊社で販売している
ウィーン金貨ハーモニー↓↓
そして、メイプルリーフ金貨も
当然ながら側面はギザギザです↓↓
金(ゴールド)は1グラムでも
約8,000円もする高価な材料なので
たとえ微量であったとしても
それなりの価値となります。
1枚の金貨から数ミリグラムしか
削り取ることができなくてもそれが
積み重なると馬鹿になりませんし、
そんな人が増えるとなおさらです。
ちなみに、インゴットには
金貨のようなギザギザがないのは
あくまでインゴットは硬貨でなく
資産として持つ商品であるため。
金貨は通貨としての歴史があり
不特定多数が触る機会があったので
ギザギザが導入されましたが、
インゴットはその経緯がありません。
とはいえ刻印通りの重量がないと
持ち主に削られた可能性もあるので
きちんと計測はしますし、刻印より
少ないとその分、査定に響きます。
金の世界で重量は大切ですが
用途の違いがあるので削り対策として
インゴットにはないけど、金貨には
ギザギザが入っております。
ちなみにインゴットは刻印より
若干多めに作っている地金商が
ほとんどですが、それは1グラムにも
満たない量なので削ろうとしても
返ってそれは難しいかと思います。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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