3087 Gold
常に上がり続けることない
なんて思っていたゴールド。
そのうち下がるよね…
と思っていたもののその様子が
この数年では全くありません。
15,000円/g台を切ったり
越えたりと若干停滞状態だった
2025年の1月。
それが2月に入ってから
大きな動きを見せました。
特に大きく動いたのは
ドル建ての金相場。
3,000ドル/ozまで近づき
あわよくば越えるのでは?
というところまで急騰。
そこにドル円為替も絡み
円建てでも現物ベースですが
16,000円/g近くまで上昇。
またもや最高値を更新する
そんな状況になり店頭でも
買いと売りの取引対応に
追われた日が続きました。
以前本ブログでも
触れたことがありますが
最近の傾向は上がったからと言って
売る人ばかりでなく買う人も多いです。
これは明らかに今までは
違う傾向で、専門用語を使えば
自己増殖型フィードバックが
働いている状況ということ。
何かが原因で価格が上がり、
それによって購入欲求が高まり
買う人が増えている状態。
あくまでも当店の主観ですが
ニュースでも金特集が増え、
以前よりも注目されているのが
影響にあるのかな…と。
最近は保険屋さんからも
金に関する相談を受けたり
セミナーのご依頼をいただきます。
脇役だったゴールドですが
主役級に目立ってきている
商品ではありますが、短期間で
これだけ上昇している状況なので
なりつつもあります。
店頭での接客でも
お客様の第一声はほぼ
”金、高いですね”
というものばかり。
ジュエリーの取引先も
材料高騰で在庫が多いと
なかなか大変そうです。
損得勘定で運用しない
私は現物資産として
ゴールドを持っておきたい、
初めて購入された方に対し
必ずお伝えしてることがあります。
そのお伝えしていることとは
”損得勘定で持たないでください”
ということ。
ETFや先物であれば、
そうでなくてもいいのですが
現物で持つのであれば、
この意識は重要と思ってます。
なぜならば、ゴールドは
以下の特性があるためです。
・人の手で作ることができない
・限られた量しか産出できない
・世界で通用する資産である
・需要として無くなることがない
・インフレや有事で価値が上がりやすい
そのため、ゴールドの役割は
長期保有向きにリスクヘッジ資産
という商品なのです。
積極的に売買することで
資産を増やしていく商品でなく
何かあっても価値が残る
資産を守るための商品なのです。
特に現物資産として持つ
インゴットや金貨というのは、
金融システムから独立した商品。
株式や債券、ETFなどは、
金融機関や証券会社を介した
取引となりますが現物商品は
自己責任で保管可能なもの。
この他社が保有するのか
自身で保有するかというのは
金融危機や有事において
大きな違いがあります。
また、現物資産で持つことで
世代を超えた資産継承の手段でも
優れた商品でもあります。
たとえば、1000万円の現金を
残していたとしても何十年か経つと
インフレで目減りしてしまったり、
通貨価値低下の可能性があります。
しかし、通貨の代替資産として
使われたゴールドは世界的に価値が
認められている資産。
通貨は国によって異なりますが、
ゴールドは世界共通の価値尺度として
機能している商品です。
国際情勢が不安定となっても
安定した価値を保ちやすいので
暴落しにくい資産なのです。
こういった特徴があるので
損得で見ず、あくまでも資産の
砦として扱う方がいいのです。
つまり、「今が買い時か」
「今が売り時か」と考えるのでなく
淡々と運用した方がいいのです。
長期運用向けだからこそ、
日々の瞬間的な相場に引きずられず、
”資産を守る”この本質の理解が
重要ってことです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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