限りある資源だからこそ今のうちに持っておく

1602 Gold

ニュースを見ていて
ちょっと気になるネタが
報道されました。

それはSUBARUの
一部の工場がしばらく
休業するという情報。

最初、その理由は
新型コロナウイルスによる
影響かと思ってました。

ところが、確かに
コロナの影響によるものでは
あるのですが直接的な
原因ではありませんでした。

では何が問題だったのか？

半導体が不足しており
自動車を作ることができず
工場を休まざるをえない
…というものでした。

私の前職はプログラマー
兼エンジニアだったのですが
自動車に搭載される半導体に
組み込むソフト製作。

まさに今回のニュースでは
ソフトを入れるハードが不足という
関連ある内容だったので
気になった次第です。

半導体は主に簡単な処理から
複雑な処理や制御を行うソフトを
入れ込む箱のようなもの。

これなくして現代の便利な
生活は成り立ちません。

そんな重要パーツの半導体が
なぜ不足しているのかというと
コロナ禍によって在宅者が増え
他の電子機器に取られたため。

家電製品だけでならまだしも、
在宅ワーク推進でパソコンや
タブレットの需要が拡大。

更にはゲーム機器など、
仕事から娯楽まで需要が拡がり
半導体が不足してしまうという
流れになったワケです。

最近の自動車はほとんどが
ソフト制御であるがために
鉄の塊に見えても実はたくさんの
半導体が中に入ってます。

特に色んな機能が備わった
高級車は1台で100個近くあります。

不足しているからといって
高く買うとコストが上がり
採算が取れないケースも…。

そんなやむを得ない理由で
工場を休業したようですが
苦渋の決断だったのでしょうね。

無くなる前に取っておく

この度の半導体問題は
半導体に使う材料の不足でなく
半導体の製造が追いついてない
ということで挙がったネタでした。

もし、これが材料不足だと
私たちの生活に支障が出るほど
深刻だったかもしれません。

材料不足というのは
決して無視することが
できない要因なのです。

大きな地球ではあるものの
資源には限りがあります。

僕が小学生の頃には
石油がなくなるなんて話を
よく聞いた記憶があります。

そんな天然資源の中でも
十数年後に掘りつくされる
…と言われるものがあります。

それは

金（ゴールド）

金（ゴールド）がこれまで
地球上で産出された量は
オリンピックの競泳用プールで
例えるならば約4杯分。

ただ、このペースで
産出されると約20年後には
掘りつくされる計算です。

人の手で作れないため
もし、掘りつくされたら
既存の出回っている量で
取り引きするしかありません。

幸い金（ゴールド）は
何かに使われたとしても
再利用できる資源なので
世の中から無くなることは
まずあり得ません。

とはいえ、限られた量しか
残らないので需要が高まれば
皆が欲しがり価格の高騰が
起こってしまいます。

ではどんなことが起こると
金（ゴールド）は
必要とされるのか？

そのひとつの理由は

通貨の価値の

信用を失ったとき

現在の物の取引は
お金を使うことにより
行われています。

しかし、このお金という
システムがもしも崩壊したり
その国の景気が悪くなり
通貨価値が下がると果たして
どうなるのでしょうか？

そんなときに頼りとされるのが
金（ゴールド）なのです。

つまり、通貨の信頼を
失うようなことがあれば
金が買われるようになります。

お金のシステムが
無くなるようなことは
ほぼないでしょう。

だからこそ、金は
現物で持っておいた方が
メリットがあるワケです。

もちろん先物取引でも
売買はできますがあれは
パソコン上でのことですから…。

国によっては毎年
金（ゴールド）を買い貯めて
保有量を増やしています。

これも通貨制度が破綻した
場合のリスクヘッジってことです。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.

【本日(1/23)の貴金属価格】
　ゴールド：6,883円/g（-23）
　プラチナ：4,129円/g（-45）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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