3200 Gold
数年前に当店で買われた
プラチナカワセミコインの
ペンダント。
このデザインと全く
同じコインペンダントが欲しい
というリピートご依頼。
だったのですけれども
同じデザインがいいと言えど
このカワセミコインは
毎年デザインが変わるもの。
欲しいと言われたのは
2022年製造版だったのですが
取引先に聞いてみても
さすがに2年前のはないと。
製造量も決まってるので
基本的に以前のコインに関しては
世に流通しているものからしか
入手できないってこと。
つまり、在庫を抱えてる
業者をしらみつぶしに調べるか
一度消費者に渡ったりした
中古品を探すしかありません。
ということで業者にあたり
様々なルートを使ったけど
見つけることはできず…。
昨年2024年度版のコインなら
まだあったのですけれども
デザインが異なるので不要
ってことになりました。
デザインが毎年一緒
発行枚数が多いなどでしたら
見つかったかもしれません。
しかし、こういった
流通量の少ないコインだと
なかなか厳しいもんです。
ちなみにこのコインは
オーストラリアのパース造幣局で
製造されているもの。
カンガルーといいコアラといい
パース造幣局は動物をモチーフにした
コインが多いですね。
プラチナ相場が上がってきました
先月辺りからプラチナ相場の
動向に注目が集まってます。
2024年のプラチナ価格は、
1月の平均価格が約4,800円/gで、
途中5月に約6,000円/gを超え
その後は落ち着いたものの
12月は5,300円/g付近まで上昇。
年間を通してみると、
明確な上昇トレンドでした。
今年に入ってから4月に
若干の下落はあったものの
5,000円/g台を維持。
昨年と少し時期はズレるも
6月には6,000円/gを突破し、
昨年より相場の土台が
上がった感じはします。
昨年との違いはというと
為替は円高であるのに
ドル建てが上がってる
…ということ。
同じ6,000円/g台でも
昨年は為替が約157円/ドルに対し
今年は約約145円/ドルです。
これが何を意味するかというと
ドル建て価格が上がってるので
それだけプラチナの価値が
高まっているということ。
確か昨年の初めごろに
800ドル/oz台ならば買い！
とブログに書いたかと思います。
そのドル建ても今月には
1100ドル/oz台を突破しており
単純計算でも約3割増しで
プラチナの価値が高まった
ということです。
プラチナの価値が高まった
要因はいくつかあるのですが
近年言われてるのが供給不足。
WPIC（ﾜｰﾙﾄﾞ・ﾌﾟﾗﾁﾅ・ｲﾝﾍﾞｽﾄﾒﾝﾄ・ｶｳﾝｼﾙ）の
データによると2023年も2024年も連続で
需要が供給を上回った結果となりました。
このままの推移でいくと予測ですが
2028年まで毎年約15.6トン
供給不足となる見込みです。
この見込みのリソースとしては
プラチナの主要産出国である
南アフリカやロシアにある鉱山の
老朽化、開発コストの上昇など。
ゴールドと同様、インフレで
物価が上がると人件費など産出時の
コストが上がり相場に影響します。
またウクライナとの衝突で
地政学的リスクが高まっており、
鉱山の新規開発なども困難な状況。
もちろん将来どうなるかは
分かったものではありません。
昨年も年の半ばからは
価格が下がっていきました。
ドル建て900ドル/ozほどの
相場まで落ちれば買いでしょうが
そこまで落ちるのかは分かりませんが
ゴールドより投機要素の強いプラチナ。
値段が上がってきたものあり
この数年はゴールド一色でしたが
最近はプラチナ取引が増えてます。
昔買った方はそろそろ売り時か？
と狙ってる人も少なくないかと思います。
本日もプラチナ価格が
結構上がっております。
昨年ごろから900ドル/oz台は
買ってもいいのではないか？
とお伝えしたことがありますが
その頃に買った方はいい感じですね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(6/12)の貴金属価格】
ゴールド：17,217円/g（+95）
プラチナ：6,507円/g（+223）
※田中貴金属公表の税込小売価格＜ノイズを消し去るピンキーリング＞
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