3023 Gold
12月中旬ということで
日銀の金融政策決定会合が
近づいております。
今年は18日・19日開催なので
もう目先のイベントではありますが
市場では政策金利の利上げムードが
漂っている感じではあります。
この市場のムードですけれども
先週の日経新聞でも記載されており、
ネットでもちょいちょい見ましたね。
ちなみに日経新聞には
「市場の7割、来月までの利上げ
織り込み」というタイトルで掲載。
あくまでも市場の読みなので
日銀の植田総裁がどう考えてるか
なんて本人以外は知りえません。
なので、あくまでも
予想の範疇ということ。
もちろん今後の動きにも
よって変わるとは思いますが
私は国民民主党の玉木代表の
発言は気にしていました。
”来年の春闘までは金利を
利上げするべきではない”
こう発言しましたが野党だから、
そこまで市場は玉木代表の言葉を
織り込まなかったのでしょうか。
確かに野党ではあるものの
どうも最近の与党は国民民主党の
勢いに押されつつあるようにも
思った次第。
ということで市場の読みは
日銀の政策金利の利上げは
12月と1月と2月といった
予想に分かれています。
金利と言えばアメリカも
無視できないところ。
ドル円為替はトランプ次期大統領が
決まってから円安に向いているけど
来年就任後に政策が進められると
アメリカンファーストなので
ドル高円安に向きやすくなるもの。
となるとその前に一度
ワンクッション置くために
利上げする可能性も否めません。
読めば読むほどどうなるか
分かりませんが、まぁひとまずは
目先に行われる金融政策決定会合の
12月の動き次第ですね。
円建て相場は若干上がりつつ…
為替と言えば海外から
輸入する商品の価格には
間違いなく絡んでくる要素。
これは現物資産である
ゴールドも当然対象です。
普段、店頭に置いてある
価格表というのはドル建てと
為替によって成り立つもの。
海外から輸入するドル建て相場、
そこに為替が積算されたあとに
手数料が乗っかることによって
日々の価格がグラム単位で出ます。
ゴールドそのものの価値は
ドル建て相場に影響しますが
日本国内での価値はそこへ更に
為替が影響するということです。
そのため、日銀が決める
政策金利はこれから為替が
どう動くか把握する上で
大変重要な情報となります。
投資関係者だけでなく
海外からの輸入商品に
関係する業務に営む方は
無視できない情報なのです。
このところゴールドの
ドル建て相場は瞬間的に
2700ドル/oz台になったりしますが、
2600ドル/oz台を維持している状況。
こういったドル建て相場で
大きな動きがないときというのは
為替の動向で読むことも
できなくはありません。
日銀の政策金融決定会合で
もしも利上げに踏み切ると
アメリカとの金利差とも狭まり
円高傾向になりやすくはあります。
そうなると円建て金相場は
下がる傾向になるのですが
利上げのタイミングを100%
確実に読むことはできません。
が、市場予想が年内7割なので、
利上げを待ち、円建てに期待して
今は購入を控える方が多い気も…。
今週は当店でもそこまで
購入件数がなかったのでそれが
反映されたのかもしれませんね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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