利益が出ているとはいえ安心できるのか

投稿日:

3279 Gold

 

商店街の理事会があり、
そのときに聞いた話です。

当店がある金座街商店街には
当社とほぼ同じ頃に創業した
アカデミイ書店という
古本屋があります。

文庫・新書、文芸・美術書や
広島県の郷土史・仏教・哲学等専門書など
古書籍の売買を行っている本屋さん。

 

商店街のイベントでは
オーナーさんと顔を合わせて
話をするので交流もあるのですが
この度、お店を売却することに…。

地場の不動産業者さんが
M&Aで買収したようですけれども
その理由を聞いたところ
後継者不足とのこと。

あまり経営の踏み込んだ話を
これまでしたことなかったのですが
意外な理由ではありましたね。

 

中小企業を取り巻く課題には
今回のような後継者不足は
結構ありがちなもの。

私が所属している中小企業家の
勉強会でも同じような課題を持つ
経営者は少なくありません。

 

後継者不足の理由として、
そもそも子供がいない…
子供が継ぐ気がない…
継ぎたいスタッフがいない…
などがあります。

子供がいない経営者も多いようで
そうしたことがゆくゆくは
経営課題に直結してしまう状況に
立ち会った今回のお話。

 

総務省が公表している
個人企業経済調査によると
2025年の中小企業・小規模事業者の
経営者はほとんどが70歳以上。

そして、その会社の
半数以上は後継者が未定で
黒字でも廃業の危機である
そんな企業も多いようです。

だから、今回のような
M&Aという話も多いのでしょうが
少子高齢化が進むとこのケースも
更に増えそうな気はしますね。

 

黒字でも廃業

後継者不足が理由でM&Aを
決めたとのことでしたが、
驚いたのは経営状況は決して
悪くなかったということです。

つまり「黒字でも廃業」
という現実に直面したワケです。

この話を聞いて思ったのが、
これは個人の資産運用においても
同じことが起こりうるかも…ということ。

 

というのも、投資家の多くは
株式投資で利益を上げているケースが
多いのではないかと思います。

売却益だけでなく、配当金、
はたまた株だけでなく債券などで
「資産運用は順調だ」と安心する方も
いらっしゃると思います。

 

しかし、アカデミイ書店のケースが
示したのは「利益が出ているから安全」
という考え方の危うさでした。

後継者不足という想定外の要因で、
黒字経営でも続けられなくなる。

企業の業績が好調でも、
経営陣の交代や業界構造の変化、
更には想定外の経済ショックで一気に
価値が失われる可能性もあります。

 

だからこそ、利益追求の
ポートフォリオではなく
守りの資産運用も並行して
考えるべきではあります。

ちなみに守りの資産というと
定期預金や国債と思われがちでして、
確かに安全背の高い資産ではあれど
現在のような低金利環境であると
インフレに負けるリスクはあります。

物価上昇率2%している状況に対して
預金金利0.1%くらいであっても実質的に
資産が目減りしているということ。

 

そこで注目すべきが、
安全資産であるゴールドなのです。

ゴールドは世の中が不安定なほど
価値が高まりやすい商品でして、
いわば株価とは反対に動きやすい
そんな商品でもあります。

 

アカデミイ書店の件で学んだのは
”順調な時こそ、リスクに備える”
ということ。

株式投資の利益を喜ぶのと同時に、
その利益を守るための現物資産投資も
検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(8/30)の貴金属価格(9:30価格)】
 ゴールド:17,997円/g(+220)
 プラチナ:7,262円/g(+84)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格
 ※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)

 

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