ジュエリー素材に金（ゴールド）が好まれる理由

1406 Gold

愛媛の友達からジュエリーを
プチリフォームのためにお預かり。

リフォーム内容というのは
3本のネックレスを
1本にまとめるというもの。

どれも大切なジュエリーで
全てがお気に入りであるという
ペンダントトップ。

さすがにネックレスを
3本首に掛けてしまうと
絡みやすく、邪魔になります。

ってことで、途中から
ネックレス同士を繋げることで
前から3連と見えるように
リフォームしちゃいましょ！
…ってことでした。

お預かりした
3本のネックレスは全て
デザインが異なるもの。

なので、3本を1本に
くっつけれるのかな？
…ということでしたが
何とかなりそうです。

もし、このリフォームが
真鍮やシルバーであれば
大変だったかもしれません。

ただ、お預かりした
ジュエリーの素材は
金（ゴールド）。

細かな装飾が可能で
加工しやすい素材なので
問題なくできるのでした。

金（ゴールド）を使うと
確かに真鍮、シルバーより
価格は高くなるかもしれません。

ただ、このように修理や
リフォームしやすいので
結果として長く使える
メリットもあるんです。

もし壊れやすかったら…

ジュエリーや工芸品の
素材に使われる金（ゴールド）。

なぜ修理に強いかというと
他の金属より柔らかく
加工しやすいため。

たとえば、真鍮では
ある程度の負荷をかけると
割れることが多いのですが
金の場合は変形する程度。

もちろん過度な負荷は
ちぎれるかもしれませんが
このように他の素材に比べ
千切れにくく割れにくいのです。

しかも、割れた後は
元に戻すことが金に比べ
ひと手間ふた手間掛かり
形状によっては修復することが
不可能な場合もあります。

材料としてみると
シルバーや真鍮というのは
金に比べて格安です。

しかし、メンテナンスなど
後々のことを考えてみると
断然、金に利があるワケです。

また、金（ゴールド）が
優れているのはメンテナンス性
だけではありません。

リサイクルとして

換金できる

というメリットもあります。

金（ゴールド）がジュエリーに
使われる場合には他の金属と
混ぜた合金が用いられます。

この金が含まれた合金は
あとで金とそれ以外に
分離することが可能です。

そして、１グラムでも
馬鹿にならない金（ゴールド）は
また違う製品に加工されるため
リサイクルされるワケです。

年齢の若い方は
ジュエリーっていうと
シルバーなど安価なものを
好む傾向にあります。

もちろん年が若いうちは
収入も少ないので掛けれる
お金が少ないために
しょうがないかもしれません。

しかし、金（ゴールド）は
輝きも強く錆びない
メンテナンス性に優れる
換金性が高い
という特徴があります。

先行投資だと踏み切れば
結局のところジュエリーとしての
コスパは悪くないのです。

今回リフォームで預かった
３本のネックレスのように
お気に入りが何本かあっても
加工しやすい金（ゴールド）なら
何とでも対応できます。

ジュエリーの素材はゴールド！
…という共通認識があるのも
先ほどの背景があるためなのです。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.

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