2019年10月度の金・プラチナ価格総括

1155 Gold

2019年も残すところ
2か月となりました。

日本が盛り上がった
ラグビーやバレーボールなど
スポーツに関するネタが
多かったような気がする10月。

あとは、台風19号による
関東・甲信越地方への影響など
天災や増税に関するニュースが
世間を騒がせました。

ちなみに10月の世界的な
時事ネタとしては以下の
内容がニュースで報道されました。

＜10月の主な時事ネタ＞
・イギリスEU脱退合意の承認
・トルコ軍によるシリア越境攻撃
・香港市民抗議活動の激化
etc...

10月は海外目線でみても
そこまで大きなネタがなく
それを思わせるかのように
金・プラチナ価格の変動が
小さい1ヵ月でした。

これが何かの前触れか
それともたた単純に
何もないだけかは
神のみぞ知ること。

こう価格の変化がないと
よくお客様に聞かれるのが
明日の価格はどうなるの？
上がるか下がるか教えてよ！
…といった超短期的なこと。

いやぁ、いくら小売店とはいえ
これ分かりませんから…。

2019年10月総括

金価格は9月に40年ぶりに
高値を更新した5,751円/gを
更に上回って更新。

とうとう5,800円/g台に
達してしまいました。

最高値をマークする
直前の動きまで見ていると
6,000円/g代への突入も…
と思いきやそこまで届かず。

とはいえ、そこまで
変動が大きいかというと
そんなこともなく、
5,600円/g～5,700円/gを
行ったり来たりの平行線。

最高値を更新したとはいえ
変動幅があまりないと
売買もあまり動かないもので
10月は比較的取引量の
少ない月となりました。

そんな金に対して
プラチナに関しても
同様で大きな変動なし。

月内でみると200円/gほど
変動幅はありましたが、
9月度とほぼ同じ価格帯での
動きでした。

結局のところ、
ゴールドもプラチナも
まったりとした1ヵ月。

10月のとあるブログでも
お伝えしたのですが、
投資家からするとプラチナより
パラジウムに注目が集まってます。

それは値段が高騰しており
プラチナの約2倍ほどの
価格をマークしているため。

金・プラチナの変動が
控えめだと他の市場の荒れた商品に
つい目が移ってしまいます。

投資家にとってみると今では
プラチナよりパラジウムに
興味がいっていることでしょう。

そして、人間は損得勘定で
動きやすいのでパラジウムの
高騰っぷりがニュースで
取り上げられたら問い合わせでも
同様の内容を多々頂きました。

貴金属投資と言っても
手元に置いておく現物と
手元にない先物という
大きく2種類に分かれます。

パラジウムは今でこそ
高騰してはいますが
工業製品としての需要が高く
もし需要がへるとまさに
プラチナの二の舞。

確かに値段の跳ね上がりは
魅力ではあるもののやはり
資産より投資（先物）要素。

長期的に持つならば
パラジウムよりプラチナの方が
安定している感は否めないと
思っています。

ま、パラジウムがいつまで
プラチナ価格を超えた状態が
続くのか…。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(11/1)の貴金属価格】
　ゴールド：5,808円/g（+25）
　プラチナ：3,641円/g（+4）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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