2019年9月度の金・プラチナ価格総括

更新日:

1125 Gold

 

2019年、早くも10月に
入ってまいりました。

 

年を取れば取るほど
時間の感覚は短くなる
…という理論通り本当に
1ヵ月の経過が早いです。

9月の時事ネタをいざ
振り返ってみるとなかなか
良いニュースがない気もします。

 

ちなみに9月の世界的な
時事ネタとしては以下のような
ことがありました。

<9月の主な時事ネタ>
・香港政府、逃亡犯条例改正案を撤回
・韓国政府、日本をWTO提訴
・第4次安倍再改造内閣が発足
・サウジアラビア原油生産施設にドローン攻撃
etc...

 

香港はデモが酷かったので
どうなることかと思いきや
政府の予想外の対応にビックリ。

更には日韓関係は更に
泥沼化し続けておりいよいよ
歯止めが利かない状況。

サウジアラビアの原油施設には
身元不明なドローン攻撃で
生産能力の低下から価格が
上昇してきている状況。

 

金価格もそんな影響のせいか
下落することもほとんどなく
8月から微増の維持状態。

6月からグッと上がってきて
そろそろ下がるだろう!
と8月から思っていたのですが、
なかなか下がる姿を見せません。

 

それだけ世界は不安定で
守りの資産の金(ゴールド)が
必要とされている証拠
なのかもしれませんね。

 

 

2019年9月総括

金価格は先月40年ぶりに
最高値となった5,682円/gを
更に更新して5,751円/gまで
上がりました。

 

先月に引き続いて
アメリカの金利利下げや
米中貿易問題といった
金価格に影響する要因が
平行線をたどっています。

そんな維持状態であるため
上昇傾向もなだらかに
なりつつあります。

 

10月の増税によって
税込の話だと2%分が
上乗せされます。

しかし、これは
金相場の世界にとっては
何の影響もありません。

 

あくまでも金相場は
アメリカ経済や世界の動きで
決まるものなのです。

 

 

プラチナは相変わらず
変動差の大きい月でしたが
平均的にみるとほぼ平行線。

8月末と9月初旬、
一気に価格が上がったものの
徐々に収束していったため
月としてみると落ちついた
カタチとなりました。

 

米中貿易ではトランプ大統領が
早期合意の可能性を見せる
場面があったものの結果的に
コレといった動きがなく
9月は時間だけ過ぎました。

ただし、中国側からも
アメリカ製品に対して
購入意欲を示唆する発言があり
徐々に関係も良くなる見込み。

 

米中関係が良好となり、
解決の動きが見えれば
金相場にも影響が徐々に
出てくるかもしれません。

他に金価格に影響しそうな
大きな要因は動きが特に
ありませんからね…。

 

 

ちなみに8月分総括の
記事については以下をどうぞ↓↓

2019年8月度の金・プラチナ価格総括

1094 Gold   さて、8月が終わり 9月へと突入しました。 暑さという煩わしさから 解放され始める初秋の月。   9月に来ると年末まで あっという間に時間が 来てしまいそう ...

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(10/2)の貴金属価格】
 ゴールド:5,684円/g(+4)
 プラチナ:3,423円/g(-45)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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