大掃除はお金を生まないものの見直す時間でもある

3385 Gold

カレンダーの残りが少なくなると、
なんとなく気忙しくなってきます。

昔から私は掃除が苦手でして、
年末にやってくる大掃除も嫌いなので
なかなか手が出ないワケです。

とはいえ、掃除はしないと
埃は出るし、家具も汚れるので
致し方のないこと。

年末はゆっくりしたいので、
重い腰を上げて少しずつですが
片付けやプチ大掃除を始めようかと
思っている次第ではあります。

大掃除ということで基本的に
年に1回やることではありますが
改めて家の中を色々とみていると
意外と不要な物が眠ってます。

1年間でこんなもの買ったのか？！
とついて思ってしまうほど…。

何の家電か分からない充電コード…
いつか使うと思って取っいた紙袋…
痩せたら着ようと思っていた洋服…

つい、もったいないという
言葉もよぎりはしたのですけれども
このまま取っておいても来年の同時期に
同じように思うので思い切って廃棄。

意を決してゴミ袋に入れ、
まとめて焼却場へ持って行きました。

大掃除って大変ではありますが
いざ終わると部屋が広くなったように
感じてしまうもの。

また、それだけではなく、
何と言いますか視界や心のノイズも
減った気もする気もしますね。

片付けって、単にモノを
捨てる作業ではありません。

それだけなら楽でありますが
必要なものとそうでないものを
選別する決断の連続でもあります。

必要かどうか考えるときに
立ち止まることもありますが、
これもいい訓練にはなります。

新しい年を迎える前に、まずは
身の回りのノイズを取り除き、
自分が大切にしたいものだけを
並ぶ空間を作っておく。

クリアな環境を迎えるためには
必須の儀式ではありますね。

不要な物はクリアにする

家に不用品が溜まるように、
私達の資産にも知らず知らずのうちに
”価値を生まないもの”って意外と
溜まっていってるものです。

その代表格としてあるのが
実は過剰な現金だったりします。

物を売買する上で使う現金ですが
これを減らない安全な資産というように
ついつい思い込んでいます。

しかし、インフレが進む今、
現金はクローゼットの奥で場所を
取っているだけの着ない服と同じ
そんな状態になりつつあります。

数字は減ることはないけど、
そのお金で買える物の量というのは
物価上昇という埃を被ることで、
日々目減りしているためです。

金利が今に比べて良かった昔は
”とりあえず銀行に入れておけば安心”
といった状況ではありました。

確かに当時は良かったのでしょうが
今となっては、これを行ったところで
片付けれない人が物を突っ込んでしまう
開かずの間を作るのと同じ思考停止状態、

今の経済環境で働かない現金を
過剰に抱え込むということは、
資産全体のパフォーマンスを下げる
”見えないコスト”を払い続けているのと
同じなのです。

部屋の片付けにおいて、使い捨ての
プラスチック製品は捨てられても、
キラキラ光る貴金属品は捨てずに
残したままにするかと思います。

金は、投資の世界における
それに該当する商品です。

株のように紙くずにならなければ、
流行り廃りで価値が大暴落する可能性も
低い商品ではあります。

5000年前から人類が愛した金は、
磨けば何度でも輝きを取り戻し、
どんな時代でも普遍的な価値を持ち続けます。

塩漬けになった期待はずれの株…
何となく払い続けている不要なサブスク…
インフレで痩せ細っていく銀行預金…

これらを思い切って整理し、その分を、
永遠に色褪せない金に置き換えることは
ある意味、年末の大掃除に近くは思います。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(12/13)の貴金属価格（9:30価格）】
　ゴールド：23,775円/g（+194）
　プラチナ：9,708円/g（+295）
　※田中貴金属公表の税込小売価格
　※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます（平日のみ）

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