永遠に稼働し続けるバッテリーを資産に組み込む

3381 Gold

朝晩の冷え込みが厳しい
 この時期になると、スマホを
使っていて「あれ？」と思うこと
ありませんか？

”さっきまで80%あったのに、急に半分ぐらいになった”
”寒い屋外で使っていたら、突然電源が落ちた”
といったケースです。

実はこれ、単純にスマホの
機種が古いってだけではなく
気のせいでもありません。

というのもスマホに使われる
リチウムイオン電池というのは、
寒さに弱い性質を持っているため。

気温が下がると化学反応が鈍くなり、
電圧が低下しやすくなるためで、
見た目は頑丈なスマホでも、環境が
変わるだけで、そのパフォーマンスは
驚くほど脆く崩れ去ってしまうのです。

そして最近、もっと恐ろしい
ニュースも頻繁に耳にします。

それは電車内や航空機内、
あるいは枕元に置いていた、
モバイルバッテリーが突如として
発火・爆発するといった事故。

急激な消耗だけでなく、
経年劣化による内部の膨張や
過度な負荷による熱暴走。

昨日までは普通に使えていた
便利な道具が、ある日突然、
高熱を発して燃え上がり、
周囲を巻き込む凶器へと変わる。

冬という寒い季節はスマホや
モバイルバッテリーなどで
何かとトラブルが起きやすい
そんな季節なのです。

とはいえ普段、その予兆に
気付けるかというと難しい話。

スマホの画面にはバッテリーが
**%と表示されて、外見もいつもと
変わらず綺麗に見えていたとしても
見えない内部では確実に劣化が進み、
少しずつ膨張し続けているかもしれません。

”昨日まで普通に使えていたから、
今日も大丈夫だろう”とバッテリーに
関するトラブルに遭った人の多くは
そう信じていたはずです。

しかし、エネルギーを保存する
器には必ず寿命があるワケでして、
形あるものが劣化し、壊れるのは
物理的にも避けることはできないのです。

避けようのないインフレ

スマホの電圧が冬の寒さにより
下がっていくように、私達の生活にも
インフレと言う名の経済環境の
冷え込みがあります。

そのインフレが強まるほど
購買力というパワーは驚くべき
スピードで低下しています。

10年前の1万円札と、
今の1万円札。

デザインは変われど、
額面の数字は10000のまま
変わってはおりません。

ただ、スーパーで買える
食材の量はというと明らかに
減ってしまったと思います。

これは、スマホのバッテリーの
最大容量が気づかない間に70%…、
60%…へとヘタってしまったのと
似ているようなことです。

そして、更に恐ろしいのは
膨張と発火のリスクです。

国の借金が膨らみ続け、
中央銀行が輪転機を回して
通貨を刷り散らかす行為は、
劣化したバッテリーに無理やり
電気を詰め込む過充電。

そして、内部圧力が限界に達すると、
歴史上世界で何度も起きてきた
ハイパーインフレや預金封鎖などで
通貨システムそのものが“熱暴走”を
起こすということもあります。

スマホなら、バッテリーが
ダメになっても新しい機種に
買い替えれば済みます。

しかし、一生懸命貯めた資産が、
通貨という器の劣化と共に
蒸発してしまったとしたら、
失われた資産は戻ってきません。

だからこそ、絶対に劣化せず、
どんな環境でもいかなる状態でも
爆発しないバッテリーを
持っておく必要があるのです。

そのバッテリーこそ
金（ゴールド）です。

金は、物理的に酸化せず、
腐食することもありません。

何千年も前の金貨が土の中や
海の中から見つかっても、磨けば
当時の輝きをそのまま放ちます。

これは、何千年間使ってきた
バッテリーが全く劣化することなく
使いまわされてきたのを意味します。

寒さにも暑さにも負けず、
国が破綻しようが戦争が起きようが、
その中身が変質することはありません。

インフレで目減りが止まらない
現金というバッテリーの一部を、
永遠に劣化しない金というバッテリーに
交換しておくこと。

これこそ、合理的なメンテナンスと
言えるのではないでしょうか。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(12/9)の貴金属価格（9:30価格）】
　ゴールド：23,212円/g（+20）
　プラチナ：9,223円/g（+35）
　※田中貴金属公表の税込小売価格
　※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます（平日のみ）

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