3208 Gold
連日ニュースで話題な
米価格の高騰問題。
政府はこの事態に対応すべく、
ついに備蓄米の放出という
措置に踏み切りました。
小泉進次郎農水大臣は
備蓄米20万トンの追加放出を表明、
5キロ2000円台で販売することを
目指しての対応でした。
今回の備蓄米放出によって
平時は100万トンが目安の備蓄米が
およそ10万トンとなる見込み。
つまり、日本の米びつは
平時の1割まで減少することで、
ほぼ底をついた状態になります。
もし、またもやコメ不足なんて
状況になったら、手の当てようが
ないってことではありますね。
備蓄米を放出したところで
米価格が思うように下がるのか
構造的な問題がありそうなので
どうなるかは分かりません。
ただ、もし備蓄米を
手にすることができるなら
その味は試してみたいところ。
世間では米価格の高騰が
騒がれているのですけれども
この高騰の背景は単純に
不足してるだけではありません。
そもそもエネルギー価格の上昇、
円安の進行、世界的な
サプライチェーンの混乱の
積み重ねによって起こってるのかな
…なんて思っているところ。
なので、お米以外にも
様々な物の値段が上がっており
インフレを引きおこしてます。
不足しているから値段が
上がっているのも一因でしょう。
ただ、そもそも人件費など
コストが上がっている以上は
販売価格が上がるのは止む無し。
主食であるから騒がれてるのも
あるのでしょうが、値段が上がったと
そこまで騒ぐことなのかとも
思っている次第ではあります。
これを機に農協などの
構造が正しい形になるなら
意味のある事かもしれません。
実際にお米を作ってる方が
どう思ってるのか？そして、
それが改善されるのであれば
値段上昇も止む無しかと思います。
値上がりはお米だけではない
今回、やけに騒がれている
米騒動ですが改めて思ったのは
改めて政府に頼り過ぎてはNG
…ということだと思います。
原材料や包装資材であったり、
エネルギーコストや人件費の高騰で
様々な家庭用製品が今年は値上がり。
日清カップヌードルなんて
昨年に比べて1割ほどシレッと
値上げされててビックリしました。
お米に関しては政府が
備蓄米やらなんやらでもしかして
値下がりする可能性はあります。
ただ、そうではない加工製品は
原材料を加工する手間が加わるため
決して値下がりなんてことは
無いのかとは思います。
だからこそ、インフレへの
対策というのは重要なのです。
というのも現在の日本の
金融機関の預金金利はほぼゼロで、
インフレの進行に追いついてません。
つまり、現金資産がメインだと
インフレしているほど資産価値が
上がらず目減りしてしまうのです。
これでも日本は海外に比べ
インフレ率が低いのでマシな方ですが
今後どうなるかは分かりません。
現金預金のメリットは確かに
元本保証があること。
減ることは無いのが強みですが
お金で買える物の値段が上がるほど
相対的に弱くなってしまうもの。
これからも増税、原材料や
エネルギー資源の高騰というのは
なかなか否定できないからこそ
自信の資産構造を見直す必要も
あるのではないでしょうか。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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