3128 Gold
Youtubeの更新動画に
以下の通りの質問コメントを
いただきました。
”昔アメリカで金が没収しましたが、
日本でも将来起こる可能はあるでしょうか?”
ゴールドに関する歴史を
ご存知でない方はこのコメントで
そんなことが過去にあったの?
と驚かれるかもしれません。
しかし、これは1933年に
アメリカで実際に起こったこと。
当時はルーズベルト大統領で
民間人が保有するゴールドを
強制的にドルに換金するという
形で没収するという政策を実施。
なぜトランプ大統領でも
しないような政策をしたかというと
大きく2つの背景がありました。
それは世界大恐慌と
金本位制度。
アメリカだけでなく世界中を
襲った大恐慌によって、経済的に
余裕がない時期ではありました。
そこへ当時はまだアメリカが
金本位制度を採用していたのですが
ゴールドが不足するという事態に
陥ったしまったのです。
この2つが同時に起きたのが
ミソであり、片方であれば
まだゴールドを没収なんてことを
しなかったかもしれません。
何がミソだったのかというと
金本位制度でゴールドは不足、
でも経済的に余裕がなく、ドルが
海外へ流出する可能性がある。
この2つを同時に満たすことが
まさにゴールドを強制的に
ドルに換える政策だったのです。
なんせドルは人が作った
紙幣であるため、印刷するのは
政府にとって何の造作もありません。
言ってしまえばゴールドを
強制的に紙切れに変えたといっても
過言ではない政策だったのです。
これを経験したアメリカ人は
未だにゴールドを信用していない
なんて人もいるぐらい。
それほどまでに強烈な
政策だったのです。
今後同じようなことが起こるのか?
では改めて、過去にアメリカで
ルーズベルト大統領が行ったような
ゴールドを没収する政策が日本でも
行われるか?ですが…
100%起きないと断言できませんが、
限りなく低いとは思います。
冒頭でお伝えした通りですが当時、
ルーズベルト大統領が没収した主な理由は、
世界大恐慌中でドルの流出防止・財政立て直し、
そして金本位制度が採用されていたため。
ドルを国内にとどめたいけど
金本位制度のためにゴールドを保有したい
その両者が一致したために行われたもの。
では、これを日本に当てはめると
どうなるでしょうか?
確かに景気が悪くなることで
円を海外に流出するリスクはあれど
そこまで深刻な状況ではありません。
もし、戦争が起こることで
日本が分断されるような事態になれば
円を抱え込む政策があるかもしれません。
では、もうひとつの金本位制度、
これは過去に日本で行われてたものの
現在採用している国はありません。
今後、再度行われるかも…
なんてネット情報で見ることはあれど
何と言ってもこれはゴールドの量が
ある程度必要な政策ではあります。
世界で飛び交っている通貨の
ボリューム分のゴールドがあるかというと
そんな状況ではありませんし、
ゴールドは限られた資源であるため
まず実現が超困難な政策です。
国民が持っているゴールドを
強制的に円に換えるなんて政策を
打ち出したならばすぐ叩かれます。
そして、そんなリスクを今の
政府は負うことができないでしょうし、
円を刷った方が全然楽です。
(それはそれでよくない政策ですが…)
戦争などが起きてよっぽど
産業用や外貨代わりの資産として
ゴールドが必要となる事態に
陥らない限りは没収されることは
ないのではないかと思います。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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